春色パステル

今日は午後に2時間ほどの雨、それも雷を伴うゲリラ豪雨的な時間もありました。
しかし夕方には晴れ間が広がり夕陽が出て変なお天気です。

東京の桜は大方散ってしまい、新緑の季節へ木々は緑の葉をつけ始めました。
季節の移ろいですね。
街ではシャツやパーカーといった軽やかな服装の人も見かけます。

今朝の通勤電車ではパステルイエローのジャケットを羽織るオジ様が。
ロマンスグレーな髪色にお洒落なメガネ、手にはスマートフォン。
なかなかの伊達男でした。

パステルカラーって女性は素敵なのですが、男性は少し難しいです。
どちらかというと強面の自分はちょっと照れてしまいます。
非常に爽やかなのですが甘くもなるので、着る人のキャラや容姿を選ぶような気が。
石田純一さんとか堂本光一くんとかはイメージありますね。
松岡修造さんは日本屈指の似合う男でしょう。

我が家の押入れにもパステルカラーの服が数点。しかし長年着ていません。
処分しようか着こなせるようになるのを待とうか…。

 
瀬戸の小池芙実さんから器が届いています。
当店で定番の小池さんの玉縁のお皿、色合いも手取りも軽く女性に人気です。
灰釉(緑)と灰志野(薄ピンク)に黄釉が加わり、5寸7寸ともに3色展開に。
また、長らく欠品していた染付ミニれんげも入ってます。

パステル調の春色の器いががでしょう。

灰釉/灰志野/黄釉 玉縁5寸皿(Φ16.2xH3cm/¥2,100/小池芙実)

灰志野玉縁5寸皿にピーマンと茄子の胡麻炒め


桜と木のうつわ

昨日の雨で散ってしまうかと思われた桜ですが、今朝見たところ国立の桜たちは根性ありますね。
葉が出てきていますが、まだまだ8割くらい花をつけていました。
桜は散り始めてからのほうが、舞い散る様やピンクの絨毯も楽しめて好きです。

我が家でも井の頭公園で小さな花見をしました。
吉祥寺側の池の周辺と違いノンビリした西園ですが、平日月曜でもママさん&お子さん軍団とご年配の方たちでいっぱいでしたね。

ただ前回のブログの昼酒ですが、土日とは違いお酒で賑わっている人が見当たらない。
さすが西園、平和な午後そのものです。
クーラーにはビールと野菜ジュース(息子の好物)、おつまみ持参で少し恥ずかしかったです…。

 

桜の季節といえば新生活シーズン、やはり器をお求めになられるお客様が多いです。
お店のほうでもそれを見越し、この時期に合わせて入荷が続いています。

 
北海道旭川市に工房を構える高橋工芸さんより木の器が届いています。
木の持ち味を活かしたシンプルで機能的なテーブルウェアを中心に木工製品を手がけられています。

こちらの“KAMIシリーズ”は北海道産のセンの木をロクロで挽いて作られています。
灯りにかざすと透けるような薄さから名付けられ、約2mmの厚みで口当たりがよくとても軽い。
なおかつ強度がしっかりあり、学校給食用にも使われる無色の食器用ポリウレタン仕上げ。
明るい木地の美しい木目が素敵です。

KAMI Glass ワイドS(200ml/Φ7.6xH8.5cm/¥2,730)、M(250ml/Φ8.1xH9.1cm/¥2,835)
ともに高橋工芸

KAMIマグカップS(150ml/W9.8xD7.5xH6.9cm/¥3,465)、M(220ml/W10.8xD8.5xH7.8cm/¥3,675)
ともに高橋工芸

 
木の器の特筆すべきは熱伝導率の低さ。
ガラスや磁器は勿論、陶器と比べても断然に熱を伝えず保温効果が高いのです。
飲み物の温度はほんのりと手に伝わる程度。
温かい飲み物は冷めにくく、冷たい飲み物も冷たいまま結露もほとんどしません。

Glassワイドはグラスというより木のコップという感じですね。
Sサイズは湯のみにちょうどよく温冷のお茶用に、Mサイズには氷も入りジュースやお酒にも◎

マグカップはコーヒーが冷めにくくて嬉しいですね。
Sサイズは濃い目のコーヒーやお子さんのマグに、Mは通常のマグカップとして使いたいですね。

割れないのでお子さん用として、またアウトドアやオフィスでの使用にもオススメ!


花より…

先日の春の嵐の3日(火)は急な閉店でご迷惑をおかけしました。
店を閉めた後すぐに電車で帰宅したのですが、その直後から予想通り電車は本数削減や運休に。

嵐のあとは多少風が強いものの、咲き始めていた桜の木も満開に向け開花が加速しています。
東京は今週末から来週にかけて見頃っぽいですね。

当店のある国立市は桜でも少し有名です。
国立駅から谷保駅へ延びる大学通りは、1km以上に渡って200本超の桜が両側に咲き乱れています。
またその途中には、さくら通りという名称もズバリな桜の並木道も交差しておりそちらも圧巻!

 
さてさて、花より団子とよく言いますよね。
花よりお酒って方も多いことでしょう。

日本において昼間にお酒を飲むというのは市民権を得ていません。
昼から飲んでる人は、アル中か自由人のちょっと痛い人と思われがちです。
欧州で昼食時に水の代わりにワインとか、パブでランチビールとかは文化なんでしょうね。
人種によるアルコールの分解能力の違いや、狩猟と農耕の民族の違いとかもあるかもしれません。

そんな日本でも正月と花見のときは特例!

ここぞとばかりに皆さん昼酒を満喫します。
しかし真っ赤になりブルーシートで寝てしまうお父さんもチラホラ。
外での花見は冷えますので気をつけましょう♪

 
写真は沖縄のガラス工房清天さんによるボウルと小鉢。

底泡ボウル(Φ18.5xH8.5cm/¥3,150)、底泡小鉢(Φ9.2xH7cm/¥1,890) ともにガラス工房清天

 
側面途中まで大小の気泡と細かいヒビ模様がランダムに入っています。
それより上部はクリアになっており、その境目にはラインがスッとできています。
しっかりとした厚みがありボッテリとした作りですが、可愛らしくもスタイリッシュです。
清天さんらしい実用的でありながら、程良くデザインされた琉球ガラスだと思います。

ボウルはサラダボウルとして数人分のサラダを。
小鉢は青菜系おひたしもイイですし、デザートカップとしても使いやすいです。
夏場にはボウルと小鉢で素麺がバッチリ。

同ボウルにタコとバクチーのマリネ

同小鉢にヨーグルト