沖縄より届きました

朝晩が肌寒くなってきましたね。
ただ日中はそうでもなく、少し厚着してくるだけで暑く感じてしまいます。
脱ぎ着ができる格好がいいのでしょうが、めんどくさがりの自分はどうも極端になりがち。
おかげで息子同様鼻風邪っぽいものの、秋の花粉症のせいにしています。

その息子は保育園通いで徐々に身体が強くなったのか、ときに微熱を出しても一晩で治まり悪化しなくなってきました。
ただ最近は寝るのが損だと思ってるようで限界まで寝ようとしません。
散々寝かしつけに時間を要した挙句、牛乳飲むとか一緒に寝るオモチャを変えるとか言い出す始末。
最後には眠さMAXでおかしくなり、無駄にギャン泣きしてからオチます…。

 

ちょっと久しぶりの入荷となりますが、沖縄より器が届きました。
読谷山焼北窯の宮城正享工房と與那原正守工房の2工房になります。
品薄だった種類やサイズのものも届き、スカスカしていた棚もまた埋まりました。

北窯のメインの棚

 
與那原さんの特徴的なペルシャブルーの器、幅広い世代に人気があります。
登り窯焼成によって生み出された変化に富み味わい深いブルーは沖縄の海や空を連想させますね。

ペルシャ3寸ワンブー(Φ9.5xH5cm/¥1,470)、ペルシャ線彫3.5寸鉢(Φ11.2xH5.5cm/¥1,680)
ともに與那原正守工房

ペルシャ角皿各種(W12xD15.5xH2cm/¥1,575/與那原正守工房)

小鉢などで食卓にワンポイントで取り入れてみるのもオススメです。

 
また宮城正享工房からは完売しており店頭に全くなかった小さな器たちも届いています。
小さいだけで可愛く見えてしまいます。
女子的な感覚かもしれませんが、豆皿や雑貨小物を集めてしまう方が多いのも頷けます。
(小さいものをカワイイと思うのは本能であり、赤ちゃんを愛しく思うのと同じだとか!?)

3寸皿各種(Φ9.8xH2.6cm/¥945/宮城正享工房)

3.5寸マカイ各種(Φ10.7xH5.6cm/¥1,155/宮城正享工房)

3寸皿はお漬物や薬味、醤油皿に使えるサイズですが、梅干をちょんと置くだけでもカワイイですね。

3.5寸マカイはお子さんや少食の女性のご飯茶碗サイズ。
ですが今日のお客さまは旦那にダイエットさせると買っていかれました…。
大きめの湯呑やぐい呑みとしても良さそうです。


秋の夜長

週末は秋晴れとなりお出かけ日和になりましたね。
当店にも沢山のご来店ありがとうございました!

 
ここのところちょっと慢性的に眠い気がします。
睡眠時無呼吸症候群だと怖いのですが、ただ単に秋の夜長に夜更かししがちなだけだったり。
それにより自然と酒量も増えてしまいよろしくない状況です。

家では専らビールに始まり焼酎(or泡盛)かワインへ、ときに日本酒という流れ。
(今春から家計節約のため第三のビールになりましたが)

そして先日友人から鳥取土産に日本酒とらっきょうをいただきました。
瑞泉大吟醸の生酒は辛口ながらややとろみがあり、しっかりとした香りもよかったなぁ。
日本海側のお酒は大概美味しいですね。

そして砂丘らっきょうの甘酢漬けがまた異様に美味しかったです。
1つ1つが大きく食べごたえがあり、シャキっとした歯ごたえが特徴的でした。
島らっきょうの塩漬けにもハマりましたが、砂丘らっきょうもメモメモ。

 
というわけで、秋の夜長に琉球ガラスでお酒を嗜んではいかがでしょう?

四角徳利(230ml/W7xD7xH14.5cm/¥2,310)、四角お猪口(Φ5.5xH7cm/¥1,365)
ともにガラス工房清天

口広2.5寸鉢(Φ9xH4.5cm/¥1,365/奥原硝子製造所)に砂丘らっきょう


輪花と稜花!?カルパッチョとマリネ!?

器のカタチに関するお話。

口縁が花型となっているお皿や鉢を見かけることがあるかと思います。
ここ数年流行っているように思えますが、種類でいうと中皿や小鉢が多いですかね。
当ブログでもこれまでにいくつか紹介してきました。
(左の検索窓から“輪花”で検索してみてください)

花びらの数や角度など器によって様々ですが、そのカタチで2種に呼び分けられています。

花びらの先端が【 ( 】丸くなったもの = 輪花
花びらの先端が【 { 】尖っているもの = 稜花

となります。

モチーフが花なので乙女チックになりがちですが、シブいものや端正で凛としたものも多いです。
丸い器が中心の食卓でアクセントになりますし取り入れてみてはいかがでしょう。

 

話しは変わってカルパッチョとマリネの違い。
どちらも家庭でもつくりやすく美味しいですよね。
食材や味が似ていることから混同しやすいのでざっくり違いを書くと

カルパッチョ = 生の肉や魚の薄切りにオイル系やマヨネーズ系のソースを上から掛けた“料理名”
マリネ =食材を酢の効いたオイルやワイン等に漬け込んで柔らかく保存が効くようにする“調理法”

となります。

また盛り付けはどちらかというとカルパッチョは平らに広く、マリネは高さを出してって感じですね。
魚介とは限りませんが、魚介類が好きな島国日本では浸透しやすかったみたいですよ。

淡緑釉稜花平鉢(Φ17.5xH5cm/¥2,940/志村和晃)

同平鉢にエビとホタテのマリネ