子供の喧嘩にマグカップ

“子供の喧嘩に親が出る”

「つまらないことによけいな口を出すことで、大人げないことのたとえ。子供同士の他愛のない喧嘩に、それぞれの親が干渉すること。」
ということわざ。

ふむふむ。
字面そのままの意味から転じて、大人げない口出しって意味なんですね。

 
先日1歳10ヶ月の息子が半年お兄ちゃんのお友達とケンカをしました。
会ってからオモチャの取り合いをちょくちょくやっていたのが、ついに芝生の上で転がってお互い泣きながらの取っ組み合いに。
学生時代の友人が集まってのBBQでのことなので、親も止めるでもなく横目で見ていました。
暫くするとウチのが友達の息子をガブッ。

親同士が友人でも怪我させてはってのと、噛んだらダメって教えなきゃとそこで引き離しに。
うーん、正解が難しい判断です。

その晩には2人は仲良く遊ぶようになり、お泊り後の翌日は涙の別れでした。

 

さてさて、暫く入荷がなくブログの更新も滞っていましたね。
なかなか都合よくは入ってこないもので、逆に今月半ばから入荷ラッシュになるかと。

ここのところお買い求めの方が多いマグカップ。
気温の変化とともに9月下旬くらいから売れ行きが一気に増えますね。
またギフトとしても定番人気です。

マグカップもサイズやデザインが色々とありますので、現在店頭にあるものをザッとご紹介。

左から モーニングカップ(W12xD9.4xH8.4cm/¥2,520)、手付カップ(W10.5xD9xH8.8cm/¥2,520)
ともに出西窯

出西窯さんの定番のマグ2種は重厚な作りながら洗練されており、口当たりの良さも評判です。
モーニングカップは8分目で250ccのたっぷりサイズ。

 
左から スリップウェアマグカップ(W11xD8.8xH8.2cm/¥2,520/山田洋次)、掛分マグカップ(W11.2xD9xH9.4cm/¥2,310/大塚雅淑)

山田さんのマグ2色はバーナード・リーチ風な下膨れなカタチとワンポイントのスリップ紋が特徴的。
大塚さんのマグは益子の原料に拘り、深い色合いの飴釉に藁灰釉が流れ溶けた様が雰囲気あります。

 
左から 白磁鎬マグカップ(W11.5xD9.2xH7.7cm/¥2,940/加藤仁志)、糠白釉線彫マグ(W11.4xD9.4xH7.7cm/¥1,890/志村和晃)、粉引マグカップ大(W12xD8.5xH9.2cm/¥3,465/八田亨)

唯一の磁器の加藤さんのマグは、端正なカタチと丁寧に柔らかく入った鎬が女性に人気です。
糠白釉の淡いブルーが優しい志村さんのマグはコーヒーとの色合いもキレイそう。
浮きでた鉄粉と青みを帯びた粉引が特徴的な八田さんのマグは8分目で280ccの大容量です。

 
KAMIマグカップS(W9.8xD7.5xH6.9cm/¥3,465)、M(W10.8xD8.5xH7.8cm/¥3,675) ともに高橋工芸

高橋工芸さんの木製のマグカップは熱さを伝えにくく保温効果も高いのがポイント。
Sは約150ccの小さめサイズなので、濃い目のコーヒーやお子さん向けにもオススメです。
ウチの息子も牛乳などに毎朝使ってます♪


カフェオレボウル

長く厳しかった残暑にも漸く終わりが見え秋が近づいてきましたね。

今週は国立で谷保天満宮の例大祭という秋祭りのような大きな祭りもあります。
この土日は行列やらお神輿やらが国立駅前まで練り歩き、露天も出て賑やかな週末になりそうです。
日曜日は当店の前も町会のお神輿が通るのでテンション上がるんだろうなぁ。
そういえば昨年はコソッとビールも…。

 

さてさて表題のカフェオレボウル。
おフランス発祥かと思われますが、ジャポネにはカフェオレ用のボウルと言われてもピンときません。
どうも主に朝食時に使うボウルのようで、スープやシリアルなどに使うことが多いようです。
いわゆるフリーボウルということでしょうか。

当店にもいくつかの器がカフェオレボウルの銘で並んでいます。
しかしカフェオレボウルといってもサイズもカタチも様々、本場同様に多用途に使いたいですね。

白磁しのぎカフェオレボウル(Φ11.5xH6.5cm/¥2,520/加藤仁志)

粉引しのぎカフェオレボウル(Φ11.4xH6cm/¥1,680/志村和晃)

磁器と陶器ですし太さも違いますが、どちらも手仕事らしさを残した柔らかな鎬が優しい雰囲気です。

サイズ的には飯碗代わりに使え、ハンバーグなどおかずが洋食のときには余計しっくりきそうです。
また1人分のサラダなんかにもいいかと思います。

 
一方で上の2つに比べるとずっと小ぶりなものも。

刷毛目カフェオレボウルS(Φ9.5xH7cm/¥2,940)、L(Φ10.5xH8.3cm/¥3,150) ともに八田亨

ぐるぐるカフェオレボウル(Φ9.5xH6.6cm/¥1,260/大塚雅淑)

どちらも手で包み込むように持つと心地のいいコロンとした形状が可愛らしいですね。

お茶やコーヒーの他、焼酎のロックなんかにも良さそうなサイズ感。
大きめのそば猪口のようにフリーカップとして使え、お浸しなどの小鉢にも良さそうです。
和な食卓のなかでヨーグルトやアイスクリームを盛ってもオシャレだと思います。


8月のお休みと蕎麦猪口と

なかなかの猛暑となった7月も残すところあと2日。
地域によっては豪雨による被害もありました…8月は程々の暑さ&雨となることを祈ります。
8月のお休みをお知らせしておきます。

 
■8月のお休み■

6日(月) 13日(月)〜20日(月) 27日(月)

 
今年は夏季休業をちょっと長めにいただきます。
お盆休みに合わせて東京へ行くついでにという方には申し訳ありません。
宜しくお願いいたします

 

連日の暑さにグッタリしてしまいます。
夏が暑いのは当たり前なのですが、昔はここまでのイヤな暑さではなかったような。

これだけ暑いと冷たい麺類に頼り、お昼は冷し中華や素麺にざる蕎麦って感じでしょうか。
食欲がなくても冷たくツルっといけちゃいますし、麺を茹でるだけなので何品も火にかけて調理することを思えば楽勝です。

ざる蕎麦や素麺で活躍してくれる蕎麦猪口ですが、やはり当店でも夏場の方が人気があります。

左から 白磁鎬そば猪口(Φ8.7xH6.5cm/¥2,310/加藤仁志)、花紋そば猪口(Φ7.5xH5.5cm/¥2,100)、ウロコ紋そば猪口(Φ8xH6.2cm/¥2,100) ともに稲村真耶、染付そば猪口(ΦxHcm/¥2,100/小池芙実)

左から 掛分そば猪口(Φ9xH7.5cm/¥1,260/大塚雅淑)、粉引そば猪口カップ(Φ8.5xH6.5cm/¥1,890/八田亨)、鉄釉内粉引そば猪口(Φ9xH7cm/¥1,680)、灰釉そば猪口(Φ8.8xH7cm/¥1,680) ともに叶谷真一郎

 
蕎麦猪口というと小ぶりな白磁染付のものを連想しがちですが、土ものもあればサイズも様々。
最近はフリーカップとして作られているものが多いです。

大ぶりなものはお茶やコーヒーから焼酎ロックにも使えます。
洋のコーヒーを和の蕎麦猪口で飲むのは実はちょっとオススメです。
新鮮に感じるかもしれませんが、和食後にコーヒーや和菓子とコーヒーもイイですしね。

また小鉢としてお浸しなど副菜を、デザートカップとしてアイスをと多用途に活躍してくれます。
手抜き料理と思われがちな冷し麺類も、お気に入りのそば猪口でごまかしましょう。

白磁鎬そば猪口に切干大根