粉引緑釉黒釉

国立の目抜き通り“大学通り”にも先週末からイルミネーションが灯り、街はクリスマス一色。
それに合わせて当店のBGMもクリスマスソングオンリーにしています。

アルバム5枚のローテーションだった昨年は12月も半ばになると内心ウンザリしていました。
有名曲数曲(ホワイトクリスマスなど)は歌い手は違えど被っているわけでして。

その反省を踏まえ、今年は12枚体制!
ソウル、レゲエ、ブルーノートジャズ、おしゃれカフェ系、ビーチボーイズ、ビートルズカバーバンド、ジミヘン、T.REXなどなど幅広く。
それでも飽きてくるとは思いますが、クリスマスが終わればまた1年近く聴かないわけですからね。
今のところノリノリで口ずさんでいます♪

 

増田勉さんから少し器が届きました。
小さめの器たちですが、粉引と緑釉、黒釉とバラエティに富んでいます。

粉引5寸皿(Φ15.5xH3cm/¥2,310)、粉引丸湯のみ(Φ9xH8cm/¥2,310) ともに増田勉

増田さんの粉引は柔らかなクリーム色に控えめに鉄粉が浮きでており温かな印象。
渋すぎずカジュアルすぎずバランスのいい粉引です。
細めのリムで少し引き締まって見える5寸皿は、和洋を問わず取皿に使いやすそうですね。
コロンとした丸湯のみは8分目で180ccほどとやや大きめで普段使いによさそう。
すっと手に馴染みます。

緑釉輪花小鉢(Φ10xH5.8cm/¥1,470)、緑釉小鉢(Φ11.4xH6.3cm/¥1,890) ともに増田勉

増田さんの緑釉(織部)は艶やかで濃淡があり、ちょっと大人な雰囲気の食卓に合いそうですね。
といっても、きんぴらごぼうや大根なます的な酢の物など盛るだけでグッと雰囲気が出ると思います。
お正月に数の子なんかもいいですね。

黒釉めし碗(Φ12.2xH5.5cm/¥2,730/増田勉)

増田さんの黒釉は艶が抑えめでしっとりとした質感。
鉄粉や釉が流れて溜まったところなど味わい深く見所もあります。
黒い飯碗はご飯の白さが際立ち、これぞ銀シャリって感じになりますよ。


好きな色の器

みなさんの好きな色は何色ですか?

 
歳を重ねるごとに様々なことに影響されたり気分で変わったりもしますよね。
そして家の中には好きな色のものが多くなり、身にもつけがちかもしれません。

自分の場合ザックリ振り返ると

幼少期(〜14歳):青、赤
青年期(15歳〜):原色全般
壮年期(25歳〜):緑、青

となり、青はずっと好きですみたいです。
(中日ドラゴンズやサッカー日本代表の影響もあるかと)

青年期の原色全般って…バカっぽい。

そして現在にいたる壮年期は気がつくと緑色のものが増え、外出時の格好がミドレンジャーチックになると嫁はんに注意されています…。

 
その個人的に好きな色の緑。
焼物の世界では緑釉、織部などと呼ばれており、やはり惹かれてしまうのです。

 
当店の増田勉さんによる緑色の器。

艶やかで濃淡のある緑色がグラデーションしており、濃いところは黒っぽく深い緑、薄いところは素地の色が出て黄色っぽくなっております。
シンプルですが温かく大人の色気がある緑釉です。
追加で6寸鉢やドレッシングにちょうどいい小さな片口など入荷しました!

 
緑の器を1つ入れると、いつもの食卓にもグッと雰囲気が出ます。
大根の白や人参のオレンジも映えるので、ごく家庭的な煮物なんかがイイんです。
この季節、6寸鉢の方は1人分のおでんやクリームシチューにもイイかもしれません。
4.5寸皿は取皿にはもちろん、お豆腐や卯の花、南瓜の煮付けなんかどうでしょう。

緑釉4.5寸皿(Φ13.5xH3.8/¥1,680)、緑釉6寸鉢(Φ19xH5.2/¥3,990)ともに増田勉

同4.5寸皿に京の柚子大根