9日の営業&白磁のうつわ

【6月9日(金)の閉店時間】

勝手ながら明日9日(金)は都合により17時閉店とさせていただきます。
直前のお知らせとなり誠に申し訳ありませんが宜しくお願いいたします。

 
昨日7日で全国の大部分が一気に梅雨入りですね。
梅雨入り前のカラッとした晴天のなか先の土曜は息子の小学生初運動会でした。

息子はというと…かけっこは1等ダンスは適当で保育園時代とさほど変わらず。
(かけっこ1等の約束でまたベイブレード買わされました。。。)
ただリレー選手に選ばれ、上級生とともに真剣な眼差しで頑張っていて成長も感じられました。
午後の玉入れは店の営業時間となり観れず残念。

 
さてさて、阿部春弥さんより白磁のうつわが届きました。
艷やかで清涼感ある白いうつわがジメッと暑い梅雨時にうれしいです。

白い磁器といってもいわゆる真っ白な量産の洋食器とは別物。
ほんのりと青みを帯びた色合いに細かな鉄粉も極僅かに浮き出て、硬質さや無機質さは感じられず質感や手仕事の風合いが優しいです。
作りも繊細すぎずむしろしっかり、ガシガシ普段使いしてください。

白磁八角小皿(Φ11xH2.8cm/1,944yen/阿部春弥)

角々の対角で11cmほどの小さな八角形が可愛い小皿。
基本的には直線の部分が正面ですが、角の部分を前にして見ると印象がまた変わります。
ちょっとダイヤのようで可愛いですしどっち向きに使ってもイイと思います。

お漬物やピクルス、落雁やチョコレートと和洋問いません。
深さもあるので醤油皿にもぴったりです。

白磁輪花小鉢(Φ12.7xH5.6cm/2,160yen/阿部春弥)

深さのある甲鉢のようなリム鉢ですが、輪花のリムでお花をかたどっています。
通常の丸い花弁型の輪花と異なり、凸の部分のある稜花タイプはラブリーすぎず凛とした印象。

以前ルリ釉のものが入荷し、自分も自宅で使用していますが使い勝手のいいサイズ感です。
またリム付きの鉢は余白が自然とでき盛り付けがきまりやすいのも特徴。
いつもの青菜のお浸しもグッとよく見えると思いますし、ミニトマトを入れるだけでも可愛いです。

白磁リム8寸皿(Φ24.2xH3.8cm/5,400yen/阿部春弥)

変わってシンプルながら存在感ある大皿。
縁の細いリムと見込みの段が特徴的で、段差内もフラットではなく緩やかに深さがあります。
段の外を全部リムと捉えると用途も違って見えてくるのが面白いです。

ドーンと盛りつけても細いリムが効いていますし、中央だけ使用してフレンチみたいに贅沢に余白をとってもカッコイイですね。
大皿料理にメインディッシュに、男性はカレー皿にもオススメです。

阿部春弥さんの個展が9月下旬に決まっています。

でもその前に叶谷さんの個展です!
 
      【叶谷真一郎展】

6/24(土)〜7/1(土)の8日間(期間中は無休)

  初日24日(土)に叶谷真一郎さん在店



叶谷真一郎展まで1ヶ月

5月だとういうのにここのところ夏のような暑さですね。

先の定休日に娘ちゃんのお宮参りに行ってきましたが暑すぎでした。
12月生まれなので暖かくなった3月下旬から4月上旬くらいで予定していたのですが、そのころは加藤仁志さんの個展、息子の卒園に入学などバタバタしてる間に遅れに遅れ…。

暑いなかドレスに帽子、その上から着物も羽織らされ家族や祖父母と記念撮影の数々。
それでも娘ちゃんグズることなくよく頑張りました♪

 

さてさて、今日はちょうど1ヶ月後に迫った作品展のご案内。
叶谷真一郎さんの個展を6月24日(土)より開催いたします!

 
      【叶谷真一郎展】

6/24(土)〜7/1(土)の8日間(期間中は無休)

  初日24日(土)に叶谷真一郎さん在店

 
※展示準備のため勝手ながら6月22日(木)23日(金)は臨時休業させていただきます

 
神戸にて作陶されている叶谷真一郎さん。
当店とは5年ほどのお付き合いですが、学大に移転後はまとまった入荷がなかったので馴染みのないお客さまも多いかもしれません。

 
叶谷さんのうつわには土の温もりや素朴さとともに侘び寂び的な美しさがあります。
シンプルかつ端正なフォルムで作りはしっかり、また細部まで丁寧な仕事ぶり。
穏やかさのなかに芯の強さのようなものが感じられるご本人の性格もよく表れていると思います。

奇をてらわず主張もしすぎず、それでいて感じる静かな存在感。
現代の食卓にスッと馴染み、様々なシーンの様々な料理を引き立ててくれますよ。

 
これまで常設では灰粉引(DM左奥)のうつわを中心にお取り扱いしてきました。
今回は個展とあってDMのように来待釉、三島手、粉引に鉄釉と様々な仕事をご覧いただきます。

開催まで1ヶ月、ぜひ楽しみにお待ち下さい。



出西窯&お休みのお知らせ

4月もバタバタとあっという間に月末です。
加藤仁志さんの個展閉幕のあとブログの更新も滞っていました。

この4月、国立で学大で0歳からときに一緒に店番をしていた息子も小学生に。
本人は毎日楽しそうで何よりですが、まだ給食後すぐ下校なので親は大変です。
少しずつお兄ちゃんになってきてはいますが生意気盛りでまだまだ手がかかります。

娘も生後4ヶ月半となり、声を出して笑うことも増えヨダレはだらだらです。
新生児のときはお兄ちゃんと違ってか弱い天使のように見えたものですがやはりそこは兄妹。
日中の寝んねが苦手で(お兄ちゃんうるさいし)夕方からグズグズ、ギャン泣きの声量もなかなかで店内まで聞こえてきますがお気になさらずに…。

そして今日から世間はゴールデンウィーク。
月火と休んで9連休なんて方もいることでしょう。
当店は定休日の日・月のほか、勝手ながら6日(土)をお休みさせていただきます。

 
【GW&5月のお休み】

4月30日(日) 5月1日(月) 6日(土) 7日(日) 8日(月)
14日(日) 15日(月) 21日(日) 22日(月) 28日(日) 29日(月)

 
よろしくお願いいたします。
せっかくのお休みですし天気に恵まれるといいですね。

 

さてさて、遅くなりましたが出西窯の新着分のご紹介。

今回は巷で“出西ブルー”とも言われている呉須のうつわが多く届きました。
食材の色も映える鮮やか且つ深〜い吸い込まれそうな青はこれからの季節にもピッタリですよ。
白もまた艶っと透明感のあるアイボリーでとても優しいです。

縁鉄砂呉須釉皿/縁焼締白掛皿 6寸(Φ18.3xH2.8cm/2,592yen/出西窯)

モダンなリム付きの6寸平皿が定番の縁鉄内呉須に加え新たに縁焼締内白とともに届きました。
以前やっていた鉄に白はカチッとした印象でしたが、焼締と白はほっこりとした感じですかね。

見込み中央はほぼフラットですが縁に向かい緩やかにカーブして少しだけ深さもあります。
コロッケなどやや小さめのおかずの他、少し大きめの取皿に、またケーキ皿にもオススメ。
食の和洋を問わず日々活躍してくれますよ。

はたぞり切立鉢 4寸(Φ12.2xH4.2cm/1,836yen)、5寸(Φ15.2xH5.2cm/2,160yen)、
6寸(Φ18.2xH5.6cm/3,564yen) 全て出西窯

平らな見込みに縁がやや反りながらシュッと立ち上がった使い勝手のいい鉢でコチラも定番。
今回は呉須が3サイズ揃って届いています。

小鉢サイズの4寸は青菜のお浸しやヨーグルトなんかが凄い綺麗です。
5寸は煮込み料理など汁気のあるおかずやお鍋等の取鉢に、またスープやシリアルにも活躍。
6寸は2〜3人の煮物やサラダ、シチューなんかにどうぞ。

モーニングカップ(W12xD9.4xH8.4cm/¥3,240/出西窯)

出西さんを代表するうつわの1つ、モーニングカップも白と呉須の2色で再入荷。
8分目容量250mlのたっぷりサイズがその名のとおり朝のコーヒーやミルクにうれしいです。

グラマラスな曲線が美しく、口縁付近の反り返ったカーブは唇に優しくフィットします。
持ち手に入れる人差し指と上部の親指置きに乗せる親指とでのグリップも抜群です。

切立ぐい呑み(Φ6.7xH3.8cm/648yen)、
徳利 1合(Φ6.5xH13cm/2,592yen)、2合(Φ7.3xH16cm/3,240yen) 全て出西窯

呉須のブルーが鮮やかでグラデーションが美しい酒器です。
ぐい呑みは標準的な大きさで容量40mlほど。手に馴染みます。
徳利は短めの首と中腹がやや膨れた形でボテッとして可愛いので一輪挿しにもいいですね。
容量は満水で1合が200ml、2合が350mlと大きめサイズが飲ん兵衛にうれしいです。