深緑と粉引と黒
いやいや、ここ東京でも連日の猛暑日。
東京の夏なんて32℃くらいのイメージなんですけどねぇ。
一方西日本では大雨による被害も結構出ているようで…。
暑い暑い言ってても仕方がないので、夏らしく息子と一緒に虫取りなんてしています。
当店のある国立市にはちょっとした林なんかも数カ所あるんです。
いるとは聞いていましたが、明け方と夕方と2回行って2回ともカブトムシをペアで捕獲。
息子は喜び父ちゃんは威厳を保てました♪
ただ今年も7月上旬にお客様からオスを2匹いただき、既に飼っていたので現在は都合6匹。
夜中の虫カゴ内ではケンカしたり羽をバタつかせたりが繰り広げられ結構な喧噪です。
益子の中村恵子さんから器が届いています。
これまでの粉引と深緑釉に加え、黒釉のものが初お目見えです。
少しムラを出して掛けられた白化粧が所々縮れて雰囲気あるクリーム色の粉引、黒や黄色っぽい色も出て味わい深いオリーブグリーンの深緑釉、艶が抑えられて柔らかな黒が落ち着いた佇まいの黒釉。
夏まっただ中にちょっと秋色っぽい感じですが、季節を先取りしてみてはいかがでしょう。
深緑・粉引 カップ(Φ8.8xH7.2cm/深緑¥1,404 粉引¥1,296)、
深緑・粉引 ポット(W16xD10xH12cm/¥4,860) ともに中村恵子
定番のポットとともに新しくカップが届きました。
直線的なラインで洗練された形と表情ある粉引と深緑がバランスよく調和しています。
少し太めの径ですが下が細まっているので手に馴染み、重ねて収納しやすいのもポイント。
8分目容量150mlほどとお茶に珈琲にちょうどいいサイズで、シーンを選ばず活躍してくれそうです。
毎回人気のポットは容量350mlほどで湯のみ2〜3杯分、一人暮らしの方にも使いやすいサイズです。
写真からはわかりませんが内側に茶こし網も入っています。
深緑・粉引・黒釉 ボウル小(Φ14.5xH4.5cm/¥1,620/中村恵子)
深緑・黒釉 ボウル大(Φ19xH6.6cm/¥2,484/中村恵子)
前回すぐに完売してしまったボウル小とともに新たに大も加わりました。
高台まで滑らかに繋がる曲線がキレイで、食の和洋を問わない浅鉢といった感じです。
小サイズは何気ない1品の小鉢に、ちょっとしたデザートやフルーツにといったサイズ感。
秋冬には鍋料理の取鉢にもオススメです。
大サイズはいつもの炒め物や煮物、サラダ等を高さをだして盛りつけるとイイ感じ。
濃い色の器なので食材の色が映えてキレイです。
そして浅めの丼ぶりとして海鮮丼やぶっかけうどんなんかもオシャレだと思います。
深緑・黒釉 だ円鉢(W24.5xD16.5xH4.5cm/¥2,484/中村恵子)
特徴的な舟形をした楕円の鉢が届いています。
板状にした陶土を型に押し当てて成形されており、縁のラインなど手仕事の温かみが感じられます。
使い勝手としては7寸の鉢くらい。
鶏の唐揚げやポテトのソテーなんかをゴロゴロっと盛ると美味しそうです。
カレーライスもカフェっぽい感じになりますし、冬場はシチューにもぴったり。
深緑だ円鉢に夏野菜と挽肉のオイスター炒め
8月のお休み&チョコミント
カラッとした気持ちのイイ日も数日あったのですが、相変わらず暑い日が続いています。
春には今年は冷夏になるって聞いたのですが全然ですねぇ。
名古屋に京都と暑いところ育ちの自分は東京の暑さなんて…全然ダメです。
湿度があるし暑いものは暑い。
皆様くれぐれも熱中症等お気をつけ下さい。
8月のお休みをお知らせします。
お盆にお休みをいただきますので少し変則的になります。
■8月のお休み■
4日(月) 13日(水)〜18日(月) 25日(月)
定休日の月曜の他、お盆の13日(水)〜17日(日)の5日間は夏季休業とさせていただきます。
その都合、通常定休日の11日(月)は営業することにしました。
普段休みが月曜日に重なりお越しになれない方などどうぞお待ちしています。
大阪の八田亨さんより粉引の器が届いています。
青みを帯びた色合いに土の鉄分が無造作に浮かび上がった特徴的な粉引です。
その淡い水色に焦げ茶の鉄粉が出た様子はチョコミントアイスみたいで涼しげでもあります。
粉引マグカップ大(W12xD8.8xH9.3cm/¥3,564/八田亨)
裾広がりの形に大きなハンドルがビアマグ風のマグカップが再入荷しました。
優しい色合いで柔らかな質感なのですが、釉掛けの際の指の跡や力強い鉄粉に味わいがあります。
全体に入った貫入に徐々に色が入って育っていくのも楽しめるかと思います。
容量300mlほどのたっぷりサイズです。
手仕事のマグには大きいものがあまりないので探されている方にもオススメです。
粉引蕎麦猪口(Φ8.7xH7.2cm/¥1,944/八田亨)
同じく粉引のそば猪口も土ものですが涼しげですね。
シュッと立ち上がって高さもある形から飲み物が見えてこないでしょうか?
8分目容量も150mlとお茶にも珈琲にもちょうどいいサイズです。
そば猪口は日本が誇るフリーカップ。
今の季節の冷たいお蕎麦や素麺は勿論、ちょっとしたお惣菜等の小鉢にもお使いください。
粉引3寸鉢(Φ10.8xH4.6cm/¥1,620/八田亨)
ボウル風の形が可愛らしい小鉢も届きました。
3寸鉢となっていますが、3.5寸から4寸弱(個体差あり)と大きめな作りです。
洋っぽい形なので和洋問わず使いやすく、朝食のヨーグルトなんかもイイと思います。
どの家庭でも定番!?な青菜のお浸しとの色合わせもバッチリです。
同小鉢にモロヘイヤのお浸し
久しぶりの土もの
敬語って難しいですね。
丁寧語は小学生でも先生に話しますが、尊敬語と謙譲語は時に出てこないことがあります。
動詞自体が変わってしまうときに混同したり言葉を探してしまったり。
昨日問い合わせの電話があり、取り置きさせていただくことになった際に
「それでは近くご都合のよろしいときにお伺い…お越しくださいっ!」
と、言い間違えから無理矢理修正して電話口で1人赤面。
別にこの猛暑でボーッとしてたわけでもないのですがイイ歳してお恥ずかしい。
それで思い出したのが自分が社会人になって数日目のこと。
会社にて取引先からの電話を緊張しつつ受け、「○○さんお願いします」との声に
「○○は本日…欠席しております…」
と応対してしまいました。
学生気分が抜けていませんでしたねぇ。
「席を外して」とか「休みをとって」がパッと出てこなかった苦い思い出です。
さて益子の大塚雅淑さんより定番品を中心に器が届いています。
ガラス器、染付磁器、白磁と硬質で涼しげな器続きだったので土ものの柔らかさがまた新鮮です。
掛分ポット(W16xD9.5xH11.5cm/¥3,888/大塚雅淑)
長らく欠品していた大塚さんのポットが益子青磁、飴釉と2色揃って入荷しています。
益子の伝統釉による素朴さと上から藁灰釉が流れて混ざり溶けた様子が味わい深いです。
洋なハンドルタイプで名はポットですが和の表情なので、お茶に紅茶にどちらにもお使いください。
容量360mlほどで標準的な湯のみ2〜3杯分のサイズです。
掛分蓋物(Φ9xH8cm/¥2,160/大塚雅淑)
益子青磁の小ぶりな蓋ものです。
1食では食べきれないお新香、佃煮ふりかけや鷹の爪等の調味料に良さそうなサイズ。
上のポットと合わせてシュガーポットにもイイですね。
掛分フリーカップ(Φ9.5xH9cm/¥1,512/大塚雅淑)
前回好評だったフリーカップが再入荷しました。
口縁下に窪んで入れられた段はデザインとしてだけでなく唇にも優しくフィットします。
広めの口で氷が入れやすいのもイイですね。
8分目容量200mlほどと食事の際の大きめの湯のみに、また焼酎カップにもオススメです。
掛分長皿(W21.5xD11xH2.2cm/¥1,512/大塚雅淑)
もう当店の大塚さんド定番となっている長皿、2対1に掛け分けられライン状に混ざりあっています。
切り身魚や玉子焼き、串物なんかに適したサイズで、オードブルを盛り合わせてもイイですね。
居酒屋風に焼きおにぎりとかスライストマトやキュウリなんかもオススメです。
今週ドーンと届いたところなんですが、まとめ買いもあり既に在庫が少なくなっています…。
掛分四角皿(W14.6xD14.6xH2cm/¥1,296/大塚雅淑)
長皿が毎回これだけ人気ならとお願いした新作の四角皿、夏に合わせて涼しげな青磁が届きました。
益子青磁を海とすれば、浜辺に波が打ち寄せザザァーってなっているように見えないでしょうか。
1人分のお造りや切り身魚、またこちらも居酒屋メニュー的なおかずがイイ感じ。
和菓子は元よりケーキ皿にも使えそうです。
正方形が食卓でアクセントにもなってくれますよ。