4月のお休み&だ円のトレイ

ここ国立の桜は昨日今日の雨風で散り始めましたが今週末までは見頃って感じでしょうか。
国立駅前からの大学通り、市内を東西に横断するさくら通りなど国立は通りが本当キレイです。
なので通勤で歩いたり自転車や車で通ったりだけでも花見気分♪

それはそうと4月ももう4日。
今週は消費税率改定による値札の貼り替えに追われたわけですが、これが当店くらいの小さな店舗でも一苦労でした。

まず8%っていうのが1円の位が端数になることが増え、総額を暗算でパッと出すのが大変。
その新たな総額も全く馴染みのない金額なので書いていても違和感ありまくりです。
そして貼ってあった値札シールが剥がし辛かったりカドが爪の間に刺さり「痛っ!」ってなったり。
店頭分だけでも2日がかりだったのにまた1年半後に10%になるんですかねぇ…。

税抜価格のみの表示は個人的に嫌いなので、店頭表示価格はこれまで通り税込です。
ブログ上も同様ですが、以前の記事の価格を新たに訂正はいたしませんのでご注意くださいね。
(継続して販売しているものは店頭価格が変わっています)

 
さて、遅くなってしまいましたが4月のお休みをお知らせします。

 
■4月のお休み■

7日(月) 14日(月) 21日(月) 28日(月) 29日(火祝)

 
ゴールデンウィーク前半は29日に仕入れのため1日お休みいただきます。
GW後半に関しましては今月末までにお知らせしますね。

 

岐阜県飛騨市の木工房“kino workshop”の片岡ご夫妻よりだ円のトレイが再入荷しました。
丸や四角と異なりお盆という感じがなく、様々な用途でお使いいただきたいトレイです。

楕円のトレイ小(W18xD10xH1.6cm/¥2,376)、大(W25xD18xH1.7cm/¥4,536)
ともにkino workshop

裏面の焼印

木肌の明るいクルミ、茶褐色がシックなウォールナットの2種、大小それぞれ揃いました。
家具に使われる上質な無垢材を丁寧に削りだし、クルミ油を擦り込んでオイル仕上げしてあります。
滑らかな木肌と僅かながらの艶から何気なさのなかに温かみや品が感じられます。

また紫外線や湿度により反りやすいという木の特性に対し、厚みを持たせることで予防しています。
削り跡を残さず木目を生かしたシンプルなデザインが料理と器を引き立ててくれるトレイです。

だ円のトレイ小に 白磁鎬マグカップ(¥3,024/加藤仁志)

だ円のトレイ大に うぐいす釉印刻菊文5寸皿(¥2,916/稲村真耶)、ヒッチーグラスM(¥1,944/平岩愛子)

小はコーヒーとクッキーやチョコなんて感じでソーサー兼小皿といった使い方がオススメ。
もちろん日本茶と最中といった茶托兼小皿も良いと思います。
卓上のお醤油と爪楊枝立てなんかを置くとか、おしぼりを出すのに使うという方もお客様にいました。

大はお酒とアテを用意すれば晩酌セットの出来上がり。
我が家では朝食のパンに切り分けたリンゴを添えてといった感じでも使っています。
お盆としても1度で持てない3〜4人分の飲み物を運ぶのにちょうどいいですよ。

使用とともに表面のオイルが乾いてきたら、家庭のオリーブオイル等を擦り込んでメンテナンス。
一生ものとして使いたいですね。


春も忙し

いよいよ昨日プロ野球が開幕しました。
我がドラゴンズは谷繁選手兼任監督と落合GMによる新体制。
近年はスポーツニュースをチェックするくらいのなんちゃってファンではありますが嬉しいです。
山本昌投手が現役のあいだに息子を連れて行かねば。
サッカーはサッカーでJリーグに佳境の欧州各国リーグ、またW杯に向けて情報収集と…。
春もスポーツが何かと忙しいです。

そうそう、スポーツに関する年間出費が最大の県が愛知であるとケンミンショーでやっていました。
確かに自分も小学生の時にはスイミングスクールやサッカークラブに通い、学校でも4年生から部活が始まると野球(春夏)とサッカー(秋冬)と両方所属していました。
その用具代だけでもけっこうかかります。
バッティングセンターで練習したりプロの試合を観戦したりもありますし。
そしてそんな子ども時代を通してスポーツ好き(する&観る)が量産されるのかもしれません。

小学校に毎日練習のある部活(クラブ)があったのは地域によっては珍しいみたいですね。
鍵っ子だったので学童保育代わりになりましたし、今思えば共働き家庭に部活はありがたいです。
今の小学校ってあるのかな?

 

さて、増田勉さんから器が届いています。
前回に続き彫三島と灰粉引、どちらも雰囲気ありますよ。

彫三島めし碗(Φ12.7xH6.5cm/¥2,730/増田勉)

彫三島5.5寸鉢(Φ16.8xH6.7cm/¥3,780/増田勉)

よく融けてガラス状になった灰釉のモスグリーンに手掘りの矢羽根模様が透けた三島手の器です。
落ち着いた色合い、形やシンプルな装飾に品があり、釉の流れや艶から色っぽさも感じます。
だからといって構えることなくカジュアルにも使いやすいかと。

めし碗は標準的なサイズで、やや細めの高台に深さがありシュッとしています。
濃色のご飯茶碗は白米の色が映え美味しそうに見えるのもポイント。

5.5寸鉢は取鉢サイズの鉢では小さいけれど大きな鉢を使うほどではないって時に活躍。
手羽大根などの主菜、筍の煮物とかポテトサラダといった副菜なんかを2〜3人分って感じです。

灰粉引5寸鉢(Φ15.2xH6cm/¥3,150)、灰粉引ミニ片口(W8xD6.5xH5.5cm/¥1,680) ともに増田勉

灰粉引7.5寸深皿(Φ23xH4.8cm/¥4,830/増田勉)

しっとりとしたマットな質感の白が落ち着いた佇まいな灰粉引。
ややオレンジや緑がかった部分や鉄粉に味わいがあり、静かながら存在感があります。
細かな貫入が色づいてくるとより雰囲気が出ますし、染みなど気にせずガシガシ使いたいです。

縁と見込みに控えめに象嵌模様のある5寸鉢。
こちらは1人分の肉じゃがや煮浸し等、また取鉢としても使いやすいと思います。
ミニ片口は容量80mlほどとドレッシングなどを。水で試すとキレもバッチシ。

緩めの細いリムにより締まった印象の7.5寸深皿は、浅鉢のようにも使え日々活躍してくれます。
数人分の野菜炒めや唐揚げ、根菜の煮物などをドーンと盛る他、そこそこ大きな煮魚もいい感じ。
カレーやパスタにもぴったりの7.5寸ですし、こういう渋い器を合わすとオシャレですね。


春うらら

この3連休は天気にも恵まれ沢山のご来店ありがとうございました!
初日はかなりの強風ではありましたが一気に春めいてきましたね。
国立の桜のつぼみもだいぶ膨らんできましたよ。

へっくしょん!ゴシゴシ。

ただ去年より随分マシとはいえ花粉はキツイです…。

それはそうと今月はクレジットカードご利用のお客様が目立ちます。
消費税が上がる前に色々とカードでお買物って方が多いのかな。
当店はVISAとMasterのみで2千円からと制限があり申し訳ありませんがどうぞご利用ください。

 

さてさて、稲村真耶さんからお花の器が届いています。
器も春らしくしたいですね。

うぐいす釉印刻菊文5寸皿(Φ15.2xH3.6cm/¥2,835/稲村真耶)

前回入荷時にすぐに完売してしまったこちらの器が再入荷しました。
店頭でご覧になれなかったというお客様も多いんじゃないでしょうか。

透明感のあるうぐいす色に印刻されたお花が黄色っぽく浮かび上がった5寸皿。
深さがあるので汁気のあるおかずの他、ちょっとした取鉢にも使えます。
冷や奴なんかも良さそうです。

三ツ梅文めし碗(Φ12.5xH5.5cm/¥2,625/稲村真耶)

今年はまだ梅が結構咲いていますね。
新着の三ツ梅文は外に両面で2輪、内に1輪の梅が華やかに咲いています。
古典柄ながら新しく感じるかわいさがあります。
菊や梅はおめでたい吉祥文様なのでハレの日にも◎

唐草文丸抜小めし碗(Φ11.3xH5.2cm/¥2,520/稲村真耶)

こちらは外側の唐草と小花、紅と緑の点も可愛いですが、内側見込みに特徴があります。
古陶の安南(ベトナム)や現在も沖縄や九州の一部に残る重ね焼きによって作られる輪っかをデザインとして取り入れ、その中央にも一輪。
食べたあとにオッ!っとなりちょっとサプライズですね。

小食の女性やお子さん向けサイズの小めし碗となっていますが用途を限定せずにお使いください。
稲村さんもそのような意図で作られているようです。
ちょっとしたお惣菜の小鉢に、また抹茶アイスなんかもいいんじゃないでしょうか。

同小めし碗に菜の花の辛子和え