叶谷真一郎展2

早いもので“叶谷真一郎展”も後半戦です。
5日目ともなるとゆったりと時が流れ、お客さまは手に取り比べじっくりお選びいただいています。

 
数少なくなってきました叶谷さんのうつわですが、偏りもあり残っている物は残っています。
定番のマグ&スープカップほかカップ類、来待釉や飴釉の小鉢や中鉢が多めでしょうか。
新作で個人的にオッと思ったものなんかも案外まだあります。(会期後個人買いできるといいな)
やはり白系の灰粉引の特にお皿が人気でしたが、料理の色が映える濃色のうつわもイイ感じですよ。

最近釉調が安定していてオススメな叶谷さんの来待釉。
黄褐色というのか複雑な色合いの茶色に釉溜まりは黒くテカっとしていてカッコイイです。
兜鉢の小は数年前の陶器市かクラフトフェアで個人買いしたほど好きなのにまだ残っています!

ほっこりウォーミングなだけじゃない叶谷さんの渋い飴釉。
以前のものと異なり(結構前から!?)、あえて赤土の素地に白化粧をしてから飴が掛けられていて、その手間の分だけ下に透けて見える縮れ割れた白化粧が味わいあります。(写真じゃ見えない…)

 
というわけで現在在庫のあるものを数に余裕のあるもの中心に一部ご紹介しますね。
(売り違いはご了承ください)

通常と違い写真だけでザッとになりますが、会期中のご来店検討中の方の参考になればと思います。
また遠方より作品の画像をお待ちだった方には遅くなり一部だけで申し訳ないです。

灰粉引コーヒーカップ 鎬ありとなし(W11.5xD9xH7.2cm/2,424yen)

灰粉引/飴釉 スープカップ(W14xD11.5xH5.5cm/3,024yen)

灰粉引コロ碗湯呑(Φ7.7xH5.5cm/1,836yen)、灰粉引汲み出し湯呑(Φ9xH5.7cm/2,160yen)

粉引広口小鉢(Φ10.2xH6.3cm/2,268yen)

来待釉兜鉢 小(Φ13xH5cm/2,592yen)、中(Φ15.7xH5.7cm/3,240yen)

飴釉鎬鉢 6寸(Φ18xH4.7cm/4,104yen)、7寸(Φ20.8xH5cm/4,968yen)

来待釉リム小皿(Φ9xH1.5cm/1,296yen)、6寸リム三島皿(Φ18xH2.2cm/4,104yen)

鉄釉/来待釉 7寸銘々皿(Φ21.4xH3.8cm/4,752yen)

灰粉引石皿(Φ22.5xH5.2cm/5,940yen)


叶谷真一郎展1

昨日より“叶谷真一郎展”がはじまり瞬く間に初日を終えました!
たくさんのご来店ありがとうございました!

 
昨今の東京のうつわ展、特にInstagramで人気の作り手さんのものにおける熱狂ぶりというのが伝わっていたのですが、それはカリスマうつわ屋さんでのものと他人事だったのですが…。

開店13時にも関わらず最初に来られたお客さまは10時、その後も早々のご来店が続きました。
近隣迷惑や熱中症等の心配からSNSでお知らせしていたように、店頭で記名していただき開店前に並ぶことなくお願いし、開店時は記名順で店内6〜7人となるよう順次入店していただきました。

ただ開店から2〜3時間は大なり小なりお待たせしてしまい申し訳ありませんでした。
皆さまのご協力によりトラブルなく運営できましたこと感謝いたします。

 
さて、そんな感じで大好評の初日を終え完売のものも目立つ状況。
個展スペースも調整が必要になりました。

本日より店内奥のスペースを叶谷真一郎展、入口側は常設のものも展示して営業いたします。

ボリューム感は多少なくなりますが、叶谷さんの素敵なうつわはまだまだご覧いただけます。
会期は7月1日(土)まで、どうぞ見にいらしてくださいね。

 
記録的な写真となってしまいますが、開店前の店内の様子をアップしておきますね。



叶谷真一郎展まで1ヶ月

5月だとういうのにここのところ夏のような暑さですね。

先の定休日に娘ちゃんのお宮参りに行ってきましたが暑すぎでした。
12月生まれなので暖かくなった3月下旬から4月上旬くらいで予定していたのですが、そのころは加藤仁志さんの個展、息子の卒園に入学などバタバタしてる間に遅れに遅れ…。

暑いなかドレスに帽子、その上から着物も羽織らされ家族や祖父母と記念撮影の数々。
それでも娘ちゃんグズることなくよく頑張りました♪

 

さてさて、今日はちょうど1ヶ月後に迫った作品展のご案内。
叶谷真一郎さんの個展を6月24日(土)より開催いたします!

 
      【叶谷真一郎展】

6/24(土)〜7/1(土)の8日間(期間中は無休)

  初日24日(土)に叶谷真一郎さん在店

 
※展示準備のため勝手ながら6月22日(木)23日(金)は臨時休業させていただきます

 
神戸にて作陶されている叶谷真一郎さん。
当店とは5年ほどのお付き合いですが、学大に移転後はまとまった入荷がなかったので馴染みのないお客さまも多いかもしれません。

 
叶谷さんのうつわには土の温もりや素朴さとともに侘び寂び的な美しさがあります。
シンプルかつ端正なフォルムで作りはしっかり、また細部まで丁寧な仕事ぶり。
穏やかさのなかに芯の強さのようなものが感じられるご本人の性格もよく表れていると思います。

奇をてらわず主張もしすぎず、それでいて感じる静かな存在感。
現代の食卓にスッと馴染み、様々なシーンの様々な料理を引き立ててくれますよ。

 
これまで常設では灰粉引(DM左奥)のうつわを中心にお取り扱いしてきました。
今回は個展とあってDMのように来待釉、三島手、粉引に鉄釉と様々な仕事をご覧いただきます。

開催まで1ヶ月、ぜひ楽しみにお待ち下さい。