久しぶりの

ご無沙汰しております。
オープン以来ずっと週に1〜2回は書いていたのに、今月はブログを全く更新しておらず。。。

 
お店を休んでいた?
→一家で順番に風邪を引いたり花粉症が酷かったりでしたが、毎日笑顔絶やさず営業してたっす。

書くことがなかった?
→しばらく入荷はなかったものの紹介する器はあるし、ちょいちょい事件は現場で起きてるっす。

忙しかった?
→おかげさまでそこそこ忙しく確定申告も期限日まで目一杯かかりましたが、息子とトッキュウジャーにハマるくらいの余裕はあったっす。

 
というわけでバタバタはしつつもサボっていただけですね。
先週立て続けに器が届いており季節も春一歩手前と移ろいでいますので、心入れ替えて再開です!

 

土岐の加藤仁志さんから今回は白磁中心に器が届きました。
定番の鎬(しのぎ)シリーズが久しぶりに入荷しています。

白磁鎬小花器各種(Φ7〜7.5xH9.2〜10.3cm/¥2,835/加藤仁志)

小花器はお任せで数種って感じでお願いするのですが今回はこの3つのカタチ。
凛としてはいるものの、色合いや僅かに浮き出る鉄粉、手仕事の味わいある鎬から優しい表情です。
お花なしで飾っておくだけでもカワイイですが、春らしく一輪生けてみてはいかがでしょう?

掛花入(W2.7xD2.7xH16.8cm/¥2,940/加藤仁志)

こちらは壁掛けタイプの一輪挿し。
裏側にフックに引っ掛けられるように金具が付いています。
シンプルなのでインテリアに溶け込みやすく、玄関先やトイレなどにもオススメです。

白磁鎬マグカップ(W11.5xD9.2xH7.7cm/¥2,940)、
白磁鎬スープカップ(W14.5xD12xH6.2cm/¥3,150) ともに加藤仁志

人気のマグカップとスープカップが久々の入荷。
前回初登場の粉引もよかったですが、こちらの白磁もまたイイんです。
端正かつ愛嬌もあるというのが加藤さんの白磁の特徴ですかね。
容量は8分目でそれぞれ180mlと200mlほどと普段使いに使いやすいサイズ感です。

白磁鎬リム皿 Φ19cm(Φ18.8xH2cm/¥3,150)、Φ23cm(Φ22.9xH2.5cm/¥4,410) ともに加藤仁志

今回はこれまでなかった新サイズの径19cmと当店定番の大型プレート径23cmの2サイズ。
フラットな形状のシンプルなリム皿ですが、鎬の入った太めのリムが程々に主張もしています。
Φ19cmにはお魚のソテーやハンバーグなどのおかず、大きめのケーキにもぴったり。
メインディッシュやパスタ向きのΦ23cmはオードブルの盛り合わせなんかもオシャレです。

 
白磁の丸いプレートに続いて粉引の楕円のプレートも届いています!

粉引オーバル皿小(W19.8xD14xH2.3cm/¥2,520)、大(W30xD21.5xH3cm/¥4,725)
ともに加藤仁志

加藤さんの粉引は艶のあるやや黄色がかった優しいアイボリーが愛らしいですが、手掘りした原土も加えられイイ塩梅に土っぽさも表現されています。
ムラっぽく掛けられた白化粧は薄い部分で素地の茶色が見え、鉄粉も細かく吹き出ています。

小サイズは5〜6寸くらいの使い勝手で、小さめのおかずやケーキ皿にイイ感じ。
存在感たっぷりの大サイズは7〜8寸と白磁のΦ23cm同様の使い勝手で、大皿料理も似合います。
バケットを切り盛ったりも良さそうです。
オーバルな形が食卓でアクセントになりますし、いつもの料理も印象が変わって見えますよ。

オーバル皿小に菜の花のペンネサラダ


3月のお休み&ひな菓子

今日は春のような陽気になり、久しぶりに入口ドアを開けての営業が気持ちよかったです。

いよいよ明日から3月。
元から日数の少ない2月が今年は大雪でバタバタしたのもあり本当にあっという間でした。
三寒四温を経て春が訪れる3月、ひな祭りに始まり、卒園卒業、開花時期によっては花見などイベントもあって好きな月ですが…花粉だけがやっかいですねぇ。

3月のお休みをお知らせしておきます。

 
■3月のお休み■

3日(月) 10日(月) 17日(月) 24日(月) 31日(月)

 
定休日の月曜日のみですね。
息子の体調および天候の不良等で臨時休業となることがないといいのですが。

 
白磁陽刻三島文5寸皿(Φ15.5xH2.5cm/¥2,520/阿部春弥)

同皿にひな菓子を

青みがかった白磁にうっすらと模様が浮かびあがったフラットな形状で上品なお皿。
1人分のお刺身や桜餅など和菓子が似合いますが、コロッケやケーキなど洋もまたカッコイイです。


フリーカップ

週末が2週続けての大雪だったので、この土日は久しぶりに街に賑わいが戻りました。
来週末は3月、そろそろ春の足音が聞こえてくるかな。

それはそうと、私事ですが息子が今朝ついに鼻をかめるようになりました!
早い子は2歳でできているのですが、3歳2ヶ月にして漸くコツをつかんだようです。
このご時世にハナタレ坊主もなんですし、風邪の予防にもなるでしょうか。
初めて立ったとき、歩いたとき、言葉を話したとき、トイレ成功の次くらいに一大事です♪

 

さてさて、今日はフリーカップをいくつか紹介します。
英語でカップというと持ち手つきのマグカップ的なものを指すのが主ですが、液体を入れるための小さな容器の総称としても使われるようです。
日本の湯呑みをジャパニーズカップなんて言いますね。

個人的には持ち手と高台がなく多用途に使えるカップをフリーカップと呼びたいです。
ちゃんとした定義ってあるのかな?(あったら教えてください!)

左から:青磁/飴釉 掛分フリーカップ(Φ9.5xH9cm/¥1,470/大塚雅淑)、灰釉カップ(Φ9.2xH8.7cm/¥2,100/及川静香)、印判染付トールカップ(Φ7.6xH11cm/¥2,625/冨本大輔)

これらはどれも容量200mlほど入る大きめのカップ。
普段は湯呑みとしてお茶をたっぷり、お酒好きの方は焼酎にもバッチリです。
ゴムチューブの断面を印判した冨本さんのトールカップはビールも似合いますね。

左から:半菊文/蔓文 そば猪口(Φ8.5xH6cm/¥2,100/稲村真耶)、白磁面取猪口(Φ7.6xH6.5cm/¥2,310/阿部春弥)、白磁面取フリーカップ(Φ7.6xH8.7cm/¥2,625/阿部春弥)

その名から蕎麦つゆを入れる器と思われがちな蕎麦猪口は日本が誇るフリーカップ。
普段はお茶やコーヒーに、デザートや料理の小鉢にと実は使用頻度の高い器なんです。
作り手もそれを考慮してサイズや形状を考えたり、“そば猪口カップ”と名付けたりもしています。

それぞれ容量は稲村さんと阿部さんのそば猪口は120ml、阿部さんのフリーカップは150mlほど。
阿部さんのフリーカップは洋風な湯呑み、陶製のコップとしてオシャレですね。

稲村さんの蔓(つる)文そば猪口にルンゴコーヒー