8月のお休み&チョコミント

カラッとした気持ちのイイ日も数日あったのですが、相変わらず暑い日が続いています。
春には今年は冷夏になるって聞いたのですが全然ですねぇ。

名古屋に京都と暑いところ育ちの自分は東京の暑さなんて…全然ダメです。
湿度があるし暑いものは暑い。
皆様くれぐれも熱中症等お気をつけ下さい。

8月のお休みをお知らせします。
お盆にお休みをいただきますので少し変則的になります。

 
■8月のお休み■

4日(月) 13日(水)〜18日(月) 25日(月)

 
定休日の月曜の他、お盆の13日(水)〜17日(日)の5日間は夏季休業とさせていただきます。
その都合、通常定休日の11日(月)は営業することにしました。
普段休みが月曜日に重なりお越しになれない方などどうぞお待ちしています。

 

大阪の八田亨さんより粉引の器が届いています。
青みを帯びた色合いに土の鉄分が無造作に浮かび上がった特徴的な粉引です。
その淡い水色に焦げ茶の鉄粉が出た様子はチョコミントアイスみたいで涼しげでもあります。

粉引マグカップ大(W12xD8.8xH9.3cm/¥3,564/八田亨)

裾広がりの形に大きなハンドルがビアマグ風のマグカップが再入荷しました。
優しい色合いで柔らかな質感なのですが、釉掛けの際の指の跡や力強い鉄粉に味わいがあります。
全体に入った貫入に徐々に色が入って育っていくのも楽しめるかと思います。

容量300mlほどのたっぷりサイズです。
手仕事のマグには大きいものがあまりないので探されている方にもオススメです。

粉引蕎麦猪口(Φ8.7xH7.2cm/¥1,944/八田亨)

同じく粉引のそば猪口も土ものですが涼しげですね。
シュッと立ち上がって高さもある形から飲み物が見えてこないでしょうか?
8分目容量も150mlとお茶にも珈琲にもちょうどいいサイズです。

そば猪口は日本が誇るフリーカップ。
今の季節の冷たいお蕎麦や素麺は勿論、ちょっとしたお惣菜等の小鉢にもお使いください。

粉引3寸鉢(Φ10.8xH4.6cm/¥1,620/八田亨)

ボウル風の形が可愛らしい小鉢も届きました。
3寸鉢となっていますが、3.5寸から4寸弱(個体差あり)と大きめな作りです。

洋っぽい形なので和洋問わず使いやすく、朝食のヨーグルトなんかもイイと思います。
どの家庭でも定番!?な青菜のお浸しとの色合わせもバッチリです。

同小鉢にモロヘイヤのお浸し


久しぶりの土もの

敬語って難しいですね。

丁寧語は小学生でも先生に話しますが、尊敬語と謙譲語は時に出てこないことがあります。
動詞自体が変わってしまうときに混同したり言葉を探してしまったり。

昨日問い合わせの電話があり、取り置きさせていただくことになった際に

「それでは近くご都合のよろしいときにお伺い…お越しくださいっ!」

と、言い間違えから無理矢理修正して電話口で1人赤面。
別にこの猛暑でボーッとしてたわけでもないのですがイイ歳してお恥ずかしい。

それで思い出したのが自分が社会人になって数日目のこと。
会社にて取引先からの電話を緊張しつつ受け、「○○さんお願いします」との声に

「○○は本日…欠席しております…」

と応対してしまいました。
学生気分が抜けていませんでしたねぇ。
「席を外して」とか「休みをとって」がパッと出てこなかった苦い思い出です。

 

さて益子の大塚雅淑さんより定番品を中心に器が届いています。
ガラス器、染付磁器、白磁と硬質で涼しげな器続きだったので土ものの柔らかさがまた新鮮です。

掛分ポット(W16xD9.5xH11.5cm/¥3,888/大塚雅淑)

長らく欠品していた大塚さんのポットが益子青磁、飴釉と2色揃って入荷しています。
益子の伝統釉による素朴さと上から藁灰釉が流れて混ざり溶けた様子が味わい深いです。

洋なハンドルタイプで名はポットですが和の表情なので、お茶に紅茶にどちらにもお使いください。
容量360mlほどで標準的な湯のみ2〜3杯分のサイズです。

掛分蓋物(Φ9xH8cm/¥2,160/大塚雅淑)

益子青磁の小ぶりな蓋ものです。
1食では食べきれないお新香、佃煮ふりかけや鷹の爪等の調味料に良さそうなサイズ。
上のポットと合わせてシュガーポットにもイイですね。

掛分フリーカップ(Φ9.5xH9cm/¥1,512/大塚雅淑)

前回好評だったフリーカップが再入荷しました。
口縁下に窪んで入れられた段はデザインとしてだけでなく唇にも優しくフィットします。
広めの口で氷が入れやすいのもイイですね。
8分目容量200mlほどと食事の際の大きめの湯のみに、また焼酎カップにもオススメです。

掛分長皿(W21.5xD11xH2.2cm/¥1,512/大塚雅淑)

もう当店の大塚さんド定番となっている長皿、2対1に掛け分けられライン状に混ざりあっています。
切り身魚や玉子焼き、串物なんかに適したサイズで、オードブルを盛り合わせてもイイですね。
居酒屋風に焼きおにぎりとかスライストマトやキュウリなんかもオススメです。

今週ドーンと届いたところなんですが、まとめ買いもあり既に在庫が少なくなっています…。

掛分四角皿(W14.6xD14.6xH2cm/¥1,296/大塚雅淑)

長皿が毎回これだけ人気ならとお願いした新作の四角皿、夏に合わせて涼しげな青磁が届きました。
益子青磁を海とすれば、浜辺に波が打ち寄せザザァーってなっているように見えないでしょうか。

1人分のお造りや切り身魚、またこちらも居酒屋メニュー的なおかずがイイ感じ。
和菓子は元よりケーキ皿にも使えそうです。
正方形が食卓でアクセントにもなってくれますよ。


白磁で涼しげに

梅雨明け前なのに毎日30℃を超える暑さに熱帯夜。
急に来た本格的な暑さに身体がついていきません。
息子は保育園で水遊びやプールを毎日楽しんでいるようで羨ましいです。

泥んこやびしょびしょの洗濯物となり戻ってくる息子のパンツは生意気にも柄物のボクサータイプ。
3歳児のくせに…。

自分のころは小学生までは恐らくクラス全員白ブリーフだったんですけどねぇ。
中高生になり色物のブリーフやトランクスを履いたときは大人の階段を上った気がしたものです。

といっても今は子ども用の売場でも大半が色付きか柄物で、白ブリーフの方が珍しいみたいです。
確かに汚れが目立つ白だと泥んこ汚れとか洗濯が大変ですし理には適っているかと。
でも純粋無垢な子どもには清潔感溢れる純白のブリーフを履いてもらいたいなぁ。

 

暑い夏に合わせたように磁器続きの入荷です。
今度は長野の阿部春弥さんから白磁のうつわが届いています。

純白ブリーフとは違いやや青みを帯びた色合いが涼しげです。
ツルッと淡白になりがちな白磁ですが、鎬や陽刻など装飾が施され味わいあるものとなっています。
また阿部さんの白磁は割りと厚手で作りがしっかりしているのも特徴です。

白磁しのぎチューリップマグ(W11xD7.7xH8.7cm/¥3,456/阿部春弥)

その名の通りチューリップのような形に小気味よく鎬の入ったマグです。
緩やかなラインのカーブが美しく、端正ながらも手仕事らしさの残る柔らかな鎬もイイ感じ。
ガッシリとした作りの磁器で8分目容量170ml。
自宅でも職場でも珈琲その他何かと使いやすいサイズだと思います。

白磁端反飯碗(Φ11.6xH5.7cm/¥2,376)、白磁しのぎ飯碗(Φ11.3xH6cm/¥3,024) ともに阿部春弥

白磁のご飯茶碗が2種、どちらも標準的なサイズです。

左の端反りのものは僅かに外に反り返った口縁が口当たりよく、下に入れられた段のラインがアクセントになっています。
やや高めに作られた高台などシンプルながら味があります。

一方右のしのぎ飯碗は太めの鎬とやや深さのある形が特徴的。
ご飯茶碗ではありますが、小鉢に使っても良さそうですし中華スープなんかもいいかもしれません。

白磁陽刻三島文6寸深皿(Φ18xH4.4cm/¥2,808/阿部春弥)

土ものの装飾技法である三島手の文様を白磁に陽刻で表現したシリーズの新作です。
遠目には無地にも見えそうな具合にほんのりと浮かんだ感じが上品。

縁が緩やかに立ち上がり深さがある6寸皿。
6寸皿はフラットな平皿かこの形が使いやすくて個人的に好きです。
1人分のおかず、汁気のある煮魚、冬場ならおでんやロールキャベツにって感じですね。