3/31(火)の閉店時間

誠に勝手ながら、本日3/31(火)は17時閉店と少し早じまいさせていだきます。
突然のお知らせでご迷惑おかけし申し訳ありません。

よろしくお願いいたします。

北窯宮城正享工房より入荷がありました


春らしい染付と粉引

ここ数日は寒の戻りで朝晩冷え込んでいますが、桜の開花宣言もされて春らしくなってきました。
今年から日曜日にお休みをいただいているので友人と花見なんかもできそうで楽しみです。
晴れるといいのですが。

それはそうと、今週は花粉症で炎症が出ているところに黄砂やPM2.5が加わって!?症状が悪化。
溢れだす鼻汁と涙には高校球児的な美しさはなく…。

あまり薬に頼りたくないのですが背に腹は代えられず耳鼻科に駆け込みました。
過去にも効いた薬なので効果はわかっており、1日1回飲むだけで夜中鼻づまりで起きることもなく日中の症状もほぼ解消してくれます。
ただ就寝前に飲むのが推奨なのですが夜はお酒を飲まねばならないので朝に服用。
すると自分は眠気が結構くるので…店で居眠りしてたら叩き起こしてください!

 

さて久しぶりの更新になってしまいましたが、志村和晃さんから器が届いています。
前回に続き磁器ながら土ものとも合わせやすい柔らかな染付と定番の鎬の入った粉引も少々。
どちらも優しい色合いで、染付にはどれも花が描かれていて春っぽい雰囲気ですよ。

粉引しのぎ煎茶碗(Φ9.2xH6.5cm/¥1,728)、粉引カフェオレボウル 小(Φ11.2xH6.2cm/¥1,944)
ともに志村和晃

温かみあるクリーム色に控えめな艶と鉄粉が優しく、浅めの鎬が煩くなく落ち着いた印象。
僅かに粉を吹いたような手触りは文字通り粉引らしさがあります。

煎茶碗は8分目容量120mlほどで形も綺麗ですが緑茶の色も綺麗に見えそうです。
小鉢としてちょっとしたお惣菜やデザートを盛ってもいいかもしれません。
カフェオレボウル小は女性のご飯茶碗にちょうどいいサイズで飯碗コーナーに並べています。
チャイなど飲み物の他、こちらもおかずやサラダにもとフリーボウルとしてお使いください。

粉引しのぎカップ(Φ9.5xH9.2cm/¥2,160)、染付だみ花文そば猪口 大(Φ8.6xH7.7cm/¥2,700)
ともに志村和晃

容量240mlほどのたっぷりサイズの粉引しのぎカップも再入荷しました。
段とカーブは見た目のデザインとしてだけでなく口当たりや持ちやすさにも一役買っています。
広口で氷が入れやすく焼酎カップにもオススメです。

そば猪口大は実は見込みにもワンポイント小さな花があり(↓の切立鉢小と同じもの)、やや滲んだ染付が可愛らしいですが口縁に鉄が巻かれて全体は締まって見えます。
名はそば猪口となっているものの、高さと径のバランスやサイズからフリーカップといった感じ。
8分目容量170mlほどとお湯のみやコップ代わりにイイですね。

染付花文切立鉢 豆(Φ9.2xH4.8cm/¥2,160)、染付だみ花文切立鉢 小(Φ13.3xH5.5cm/¥2,700)
ともに志村和晃

平らな見込みに真っ直ぐ立ち上がった縁が特徴的で、和洋問わず使いたい小鉢です。
前回好評だった小は染付柄違いで、また新たに豆サイズのものと2サイズで届いています。

豆サイズはヒジキ煮やオリーブなどをちょっと盛ったり、ヨーグルトなんかにも良さそうです。
そこそこ厚手な磁器にスプーンですくいやすい形なので、小さなお子さん用にもオススメ。
小はポテトサラダや切り干し大根、肉じゃがや煮浸しなど汁気のある1品やお鍋の取鉢に。
またスープやシリアルなんかにもと幅広く活躍してくれます。

染付花文4.5寸鉢(Φ13.5xH5.5cm/¥2,808/志村和晃)

広めの見込みに花、縁のラインと外の唐草がバランスよく描かれた小鉢です。
安南染付の平茶碗といった形で裏の高台内も茶褐色の渋釉が塗られ、先の切立鉢小と口径と高さは同じながら碗型で高台があるので全然印象が違ってきますね。
お漬物の盛り合わせ、冷奴や納豆、お浸しなど日々の小鉢に取鉢にとご利用ください。

染付小紋長角皿(W20.7xD11.5xH2.1cm/¥3,888/志村和晃)

中央の花文と縁の細かな染付、その濃淡や滲みとタタラ成形による歪みなど味わい深い長角皿。
古物のような佇まいで雰囲気あります。

小さめのお魚や切り身にいいサイズですが、深さがあるので煮汁いっぱいの煮魚もバッチリです。
お刺し身や巻き寿司の他、お魚以外にもオニギリだったり出汁巻き卵に大根おろしを添えたり。
磁器なので魚の匂いつきの心配がないのもいいですね。


あれから4年&出西窯より

東日本大震災から4年。

今日のその時刻には店内お客様もおられなかったので黙祷しました。
被災地では避難生活されている方や仮設住宅に暮らす方も未だ多く復興はまだまだ先のようです。
安心で平穏に生活できる日々が戻りますよう心よりお祈り申し上げます。

自分は震災当日が息子の生後100日目、お食い初め膳を都内外食先でいただき帰宅する車内でした。
赤信号手前の減速中でよかったのですが、道路がグワングワンと揺れるのが目に見えるほど。
お食い初めの日だったため偶然にも日中に家族が一緒だったのが幸いでした。

それ以来、災害で自宅崩壊or危険で家族も離ればなれな場合の待ち合わせ避難場所を決めました。
電話は元よりメール、SNSだって繋がるとは限りません。
我が家は店の近所、一橋大学の講堂前にしてあります。
みなさまも万が一のためご家族で決めておいてはどうでしょう。

 

さてさて、出雲の出西窯より器が届いています。
完売していた定番品を中心の新着品、出西さんらしく使い勝手のイイものばかりです。
出西窯の並んだテーブルもいっぱいになりました。

切立湯のみ小(Φ7.5xH7cm/¥1,296)、切立ぐい呑み(Φ6.7xH3.8cm/¥540)、
2合徳利(Φ7.2xH14.7cm/¥2,592) すべて出西窯

呉須のブルーが鮮やかでグラデーションが美しい湯のみと酒器です。
湯のみとぐい呑みは内の白との対比も綺麗で、注いだ飲み物も引き立ちます。

切立湯のみは下が焼締のものを定番で扱っていますが全部施釉されているものもイイですね。
8分目容量130mlと小ぶりなサイズで、コロンとしたカップといった感じが飲む物を選びません。
ぐい呑みは標準的な大きさで容量40mlほど。手に馴染みます。
2合徳利は短めの首とやや裾広がりな形でラインが綺麗なだけでなく安定感もあります。
容量は280mlほど。一輪挿しとしてお求めになる方もいそうです。
(2合徳利って容量が実際には2合なく小さいものがほとんどなのはなぜ?歴史的に?)

モーニングカップ(W12xD9.4xH8.4cm/¥2,592/出西窯)

長らく完売していた定番モーニングカップも白、飴、呉須の3色で再入荷しています。
8分目容量250mlのたっぷりサイズが朝のコーヒーやミルクにうれしいですね。

グラマラスな曲線が美しく、口縁付近の反り返ったカーブは唇に優しくフィットします。
持ち手に入れる人差し指と上部の親指置きに乗せる親指とでグリップ。
指は2本ですが驚くほどピタっと安定します。

はたぞり切立鉢 5寸(Φ15.2xH5.2cm/¥1,944)、同6寸(Φ18.2xH5.6cm/¥3,240) ともに出西窯

平らな見込みに縁がやや反りながらシュッと立ち上がった鉢で、コチラも定番ですね。
程よい深さとシンプルな形は料理を選ばず、高さを出して適当に盛ると見栄えもいいんです。

5寸は白と呉須の2色。
汁気のある煮込み料理などの他、お鍋の取り鉢や朝のシリアルにもオススメ。
6寸は今回呉須のみの入荷となります。
2〜3人の煮物やサラダなどの他、シチューなんかにもと和洋問わず活躍してくれます。

縁鉄砂呉須釉皿8寸(Φ24.5xH3.7cm/¥5,670)、先着の6寸(Φ18.5xH2.5cm/¥2,268) ともに出西窯

出西ブルーにリムのダークグレーが洗練された印象の縁鉄砂呉須釉皿。
先に届いていた6寸に続き径24.5cmで重厚な8寸が再入荷しています。
リムがあるため使い勝手は実寸より若干小さめですが、大皿サイズで贈り物にもオススメ。

鯛のローストなど大皿料理に、とんかつにキャベツを添えてなど大きなおかずに。
具沢山のパスタも余裕のサイズで、ほぼフラットなので前菜盛り合わせなんかにも使えます。
深い色合いで料理も映えますよ。

同皿に具だくさんペペロンチーノ