6月のお休み&出西窯より

暑い暑い!
5月も今日で終わりですが、5月だっていうのに30度を超える真夏日だったりしましたね。
今年は冷夏になるって聞いたような気もするのですが…。
この分だと12月には50度くらいになっていそうです。

ベタなギャグで少し涼しくなったところで6月のお休みをお知らせいたします。

 
■6月のお休み■

2日(月) 9日(月) 15日(日) 16日(月) 23日(月) 30日(月)

 
勝手ながら定休日の月曜以外に15日(日)は所用によりお休みさせていただきます。
ご迷惑おかけしますがよろしくお願いいたします。

 

出雲の出西窯より器が届いています。

下焼〆 切立湯のみ小(Φ7.5xH7cm/¥1,296)、大(Φ8.5xH8.5cm/¥1,512) 全て出西窯

しばらく完売していた定番人気のコチラの湯のみが久しぶりに届きました。
釉の掛かった上部と火のアタリも少し出た焼締部との色合いや質感の対比に趣があります。
コロンとした形と掛分られたデザインは洋な雰囲気も。

130mlほどの小サイズは白、呉須、緑の3色。
カジュアルな感じとやや小ぶりなサイズがちょっとした来客時にも活躍してくれます。
白がたっぷり200mlほどの大サイズはフリーカップといった感じ。
たくさん飲みたい食事の時や焼酎なんかにもオススメです。

下焼〆 めし碗(Φ11.7xH6.6cm/¥1,728/出西窯)

前回好評だった下焼〆のご飯茶碗、今回は黒も加わり2色で入荷しました。
やや深さのあるシュッとした形が特徴的で色違いのペアもいいんじゃないでしょうか。
土っぽくザラついた手触りの焼締部が使用とともにしっとりすべすべしてくるのも面白いですよ。

外鉄砂内呉須7寸深皿(Φ21.2xH5.3cm/¥3,780/出西窯)

内と外で呉須と鉄釉が掛け分けられた7寸深皿が新登場。
呉須の鮮やかで吸い込まれそうな青と鉄釉のマットな鈍色の組み合わせが何ともキレイです。

深さのある7寸はカレーやパスタにぴったり。
実際に出雲市の道の駅“湯の川”では黒色のものがカレー皿として使われていました。
また夏の冷やし中華や冬のシチューも盛り映えしますよ。
そして食卓中央で家族の炒め物やサラダにと多用途に活躍してくれると思います。

同深皿に海鮮ちらし


少し夏っぽく

“親の背を見て子は育つ”とはよく言ったものです。

息子の保育園お迎えから自転車での帰り道の出来事。
交差点で信号待ちをしていると脇の商店が閉店時間のためシャッターを閉め始めました。
するといつもは3歳の幼児らしい話しぶりの息子が突然

「うるせーなぁ」

といっちょまえな感じかつデカイ声で言い放ちました。
息子の前に乗っている自分もその商店の店主もビックリ!
お互い顔を見合わせてスミマセンな感じの苦笑いを浮かべるよりほかはありません。

ときどき大人みたいなことを言うんですよね。
親が友達同士等で話しているのを聞いてとかテレビを見てとかの影響だと思われます。
戦隊ものの悪役のセリフなんかも好きみたいで覚えてマネしたり…。

自宅ならともかく外だとヒヤヒヤ。
父ちゃんも気をつけねば。

 

さて、今週は荒れた天気の日もありましたが、徐々に暑く感じる日が増えてきましたね。
それに合わせ再生ガラスと有松絞りが届き、店内も少し夏っぽくなってきましたよ。

平岩愛子さんは沖縄で琉球ガラスを学んだ後、東京の青梅市で独立しガラス工房をされています。
廃瓶を利用した再生ガラス特有の柔らかな質感ではありますが、素朴でボッテリというよりは洗練されていて女性作家ならではの可愛さがあります。

ヒッチーグラスS(Φ7xH8.5cm/¥1,728)、M(Φ7.7xH11.2cm/¥1,944)、L(Φ8.6xH13.8xcm/¥2,160)
全て平岩愛子

定番のヒッチーグラス、基本色クリアは今年は3サイズの取扱となります。
斜めにほんのり入れられたモール(溝)の反射光が美しく、少し開いた縁の口当たりが優しいです。

8分目容量はそれぞれS:120ml、M:180ml、L:300mlとなっています。
小ぶりでかわいいSサイズは女性やお子さんの他、こまめな水分補給やちょっとした来客時に重宝。
標準的なMサイズは朝の牛乳や冷たい麦茶、ジュースなんかにぴったり。
大容量のLサイズは氷を沢山入れてもたっぷり飲めて、チューハイやハイボールのタンブラーにも◎

ヒッチーグラスSは4色展開

グラス裏には平岩さんの工房“glass studio Rainbow Leaf”のロゴマークが刻印

毎年人気のSサイズはクリア、オリーブグリーン、パープルに加え今年はイエローが新登場。
それぞれ落ち着いた色合いのグラデーションが大人な雰囲気で、色違いで揃えてもかわいいですね。
個人的にはカリフォルニア産などの軽いワインをカジュアルにガブガブ飲みたいグラスです。

 
毎年恒例、有松絞りのコースターも届きました!

有松絞りコースター各種(9x9cm/¥432)

昭和のデッドストック浴衣生地などの端材に裏地が張り合わされたコースター。
それぞれ1点モノで、職人さんの減少により今は作ることのできない絞り柄もあるようです。
和モダンとか言うのかもしれませんが、普通にオシャレだと思います。

有松絞りに関して詳しくは昨年の記事を。
そちらの本豆絞りの手ぬぐいも届いていますよ。


新着いろいろ

本格的に蒸し暑くなる前にと店のエアコンフィルターを掃除しました。
既に日中弱く入れている冷房の効きが全然違います。
最近の家庭用はお掃除不要のものもあり楽になりましたね。

店に備え付けのエアコンはかなり年季が入っており、型番から調べてみたら25〜6年前のもの。
それを掃除した掃除機は自分が一人暮らしを始めたときに購入したスティックタイプで18年目。
なかなかの組み合わせです。
どちらも特にトラブルなく現役ですし、最近の家電に比べ昔のものは丈夫な印象。
機械的にシンプルだから!?ですかね。

 

さて、実は今月は色々と小さな入荷がありました。
1人の作り手からドーンという通常と違い、お客様からのまとまった注文と合わせてとか、注文していた器のうち先に出来上がった分、また遅れていた分をとか届けていただくことがあります。
ちょっとまとめてご紹介。

灰粉引兜鉢(Φ12.8xH4.7cm/¥2,376)、灰粉引リム鎬7寸皿(Φ21.5xH3.2cm/¥4,536)
ともに叶谷真一郎

神戸の叶谷真一郎さんの灰粉引が先月のマグ、めし碗、5寸リム皿に追加で届いています。
浮き出た鉄粉や縮れた白化粧が土っぽくも、端正な形にしっとりした質感からどこか品があります。

兜(甲)鉢は鎧の兜を裏返したような形状で、リムと深さからバランスよく盛りつけしやすい鉢です。
お浸しやきんぴらごぼうみたいなお惣菜もグッとよく見えますよ。
リム鎬7寸皿は広くフラットな見込みに立ち上がったリムのカーブや鎬がキレイです。
こちらはメインのおかずからカレー、パスタにといった感じに多用途に活躍してくれます。

盆栽文八角長皿(W18.2xD11.5xH3cm/¥3,456/稲村真耶)

こちらはお客さまからの注文分と合わせてたくさん作っていただき再入荷しました。
やや青みを帯びた白磁の色合いに少し滲ませて描かれた盆栽の染付けが愛らしいです。
古物のような雰囲気のなかにどこかとぼけた感じもあり稲村さんらしい器だと思います。
1人分のお造りなんてバッチリですが、出汁巻き卵やエノキベーコン的な居酒屋メニューも◎

白磁輪花楕円鉢(W17.5xD16.5xH5cm/¥3,240/阿部春弥)

阿部春弥さんから白磁の器が届いています。
縁が花弁状になった輪花の鉢ですが、ゆるめの楕円になっています。
色合いや形が特徴的で食卓でアクセントになりそうです。

楕円の形から正面が決まり盛りつけしやすいのもポイント。
使い勝手のいい5.5寸の鉢のようなサイズ感で、大根と小松菜の煮物とかが合いそうです。

白磁鎬矢羽根 4寸甲鉢(Φ12xH4.5cm/¥1,512)、5.5寸甲鉢(Φ16.8xH6.3cm/¥3,456)
ともに阿部春弥

前回好評だった甲鉢が両サイズそろって再入荷しました。
同じようなサイズの甲(兜)鉢でも叶谷さんの灰粉引とはまた印象が違いますね。

リムに入れられた矢羽根模様の鎬には釉の濃淡が出ていてウットリ。
ちょっとした惣菜の小鉢に使い勝手が良さそうな4寸は青菜のお浸しなんて綺麗だと思います。
5.5寸は煮物やサラダ、つみれ汁みたいな汁物もいいと思います。

同5.5寸甲鉢に白菜とツナの炊いたん。あまりものの手抜き料理ですが美味しいですよ。