出西窯より

この夏、息子の自転車の補助輪を外しました。
ちょっと大きめで買った自転車も5歳を前に両足が大体ペタっと地面に着くようになり、保育園のお友達も何人か外しているとのことで息子も了承。

そして公園へ。
まずは自分がサドルの後ろを持って支えながらまっすぐ漕ぐ練習。
下ばっか見ちゃうので、目標にした木だけを見ながら漕いで着いたらブレーキの反復です。
徐々に手を離す時間を伸ばしていくと、最初の漕ぎだし以外は乗れるようになりました。
足漕ぎバイクでバランス感覚は掴んでたみたいでここまでは案外すんなり。

そこでちょうど途中降り始めた小雨が強まってきたので帰ろうと提案すると

「曲がれるようになるまでやるっ!まだ帰らないっ!」

と目が本気です…こうなったら本人の気が済むまで付きあおうじゃありませんか。
自分が手を離してから息子を追い抜き前方の目標となって走ります。

「父ちゃんずっと見て!漕ぐの途中で止めないよ!転んでもすぐ起きる!」

と、カーブを描いて公園内を周回しました。
最後には滑り台を回ってからアッチのベンチまでって好きに曲がれるようになりました。

雨のなか立ち上がり続ける息子と叱咤激励する父。
その姿は映画のワンシーンのように美しく、矢吹ジョーと丹下段平のように熱かったはず。
動画撮っておいてもらえばよかった…息子が大きくなっても覚えてるといいな。

 

さてさて、出雲の出西窯より器が届いています。
鮮やかで深みあるブルーの呉須と柔らかで清潔感あるアイボリーの白を中心に、お初のものから久しぶりのもの、定番品の再入荷などなど。

切立湯のみ 小(Φ7.5xH7cm/¥1,296)、ハンドル急須(W17.5xD10.5xH10cm/¥8,100)
ともに出西窯

定番人気の切立湯のみですが、全部施釉されたタイプの白が初登場。
8分目容量130mlとやや小ぶりなサイズにコロンとした形で程よくカジュアル。
ちょっとした来客時なんかにも良さそうです。
(白に下が焼締のタイプも再入荷しています)

シンプルで重厚、丸みをもった形に小さめのハンドルが特徴的な急須の呉須が久々の入荷。
急須も持ち手がハンドル型になるだけで洋の食卓にも違和感なく溶け込みます。
容量350mlほどの湯呑み2〜3杯分で、1人暮らしの方にも使いやすいサイズです。

丸紋番茶碗 小(Φ8.5xH7cm/¥1,296)、大(Φ9.2xH7.6cm/¥1,404) ともに出西窯

手に包み込みたくなるクラシックな番茶碗が大小届きました。
丸紋とはいえ大きな半円が表裏なのが面白く、懐かしさとともに新しさも感じられます。
8分目容量は小120ml、大180ml。

縁鉄砂皿6寸(Φ18.5xH2.5cm/¥2,268/出西窯)

マットなダークグレーのリムによって引き締まった印象の平皿です。
定番で取り扱うようにしていますが、白はかなり久しぶりの入荷となりました。
食材の色が映える青、料理を選ばない白って感じでどちらも洗練されています。
ハンバーグやケーキもたわまず綺麗に盛れ、大きめの取皿としても使い勝手がいいですよ。

呉須外鉄砂深皿3.5寸(Φ10.6xH2.8cm/¥972)、7寸(Φ21.2xH5.5cm/¥3,780) ともに出西窯

呉須と鉄釉が内外掛け分けられた深皿が2サイズ届いています。
小ささと丸っこさが可愛い3.5寸はお新香等やお醤油にマヨネーズ、薬味のお皿なんかに。
深さのある7寸はカレーやパスタに使い勝手がよく、秋冬にはシチューにもぴったりです。
また食卓中央で家族の炒め物やサラダにと多用途に活躍してくれます。

丸深鉢6寸(Φ18.4xH8.5cm/¥3,780/出西窯)

呉須は外が鉄釉、白は外が焼締となった6寸丸深鉢も再入荷しています。
サラダのボウルや煮物ドーンの鉢にもいいですし、モダンな麺鉢としてお求めのお客様も。
贈り物にもオススメです。

 

9月のお休みはまだちょっとハッキリしない部分があり、申し訳ありませんが近日改めて…


沖縄の三彩など

遅くなりましたが先週は夏季休業いただきありがとうございました!
今回は大きな渋滞にハマることもなく無事に帰省できました。

12月生まれの息子は誕生日→Xmas→正月とオモチャを買ってもらえる機会が冬のひと月に集中。
じじばばにしっかりおねだりして久々の大物、戦隊モノのロボットを手に入れていましたよ。
また従兄弟のお兄ちゃんたちと公園で走り回って楽しそうでした。

しかしお盆明け今週はいまいちな天気が続いていますね。台風も心配です。
暑さもほどほどとなり夏の終りを感じさせますが、セミはまだまだ大合唱中。
国立ではアブラゼミとミンミンゼミ中心なのに名古屋はやたらクマゼミがうるさかったです。

 

さて、休み前にお知らせしていた読谷山焼北窯のやちむん新着分をご紹介。
今回は松田共司工房からのみの入荷数も60点ちょっとと少なめです。

そのなかで多く入荷し目立つのが“三彩柄”。
3色の釉薬で焼かれた陶器を三彩と言いますが、沖縄では地の白化粧の白に緑と飴による染付が伝統的な三彩で、特に伝統柄である不規則な水玉のような点打模様は三彩点打と呼ばれています。

三彩湯のみ(Φ8xH8.5cm/¥1,296/北窯松田共司工房)

コロンとした丸みが可愛く口縁のカーブは口当たりも優しい沖縄の湯のみは今回こちらの2種。
三彩が点打ちと指掻きという伝統柄で表現されています。
普段使いしやすいサイズで8分目容量150mlほど。

4寸マカイ(Φ12.4xH6cm/¥1,296)、4.5寸マカイ(Φ13.7xH6.6cm/¥1,512) 全て北窯松田共司工房

やちむんの中でも人気のあるご飯茶碗サイズのマカイ。
標準的なご飯茶碗サイズの4寸、男性ほか卵かけご飯やお茶漬けにも適した4.5寸となっています。
大らかなご飯茶碗でご飯が進みそうです。

4寸皿(Φ12.5xH3cm/¥1,296)、5寸皿(Φ15.7xH3.8cm/¥1,620) 全て北窯松田共司工房

食卓に取り入れやすい小さめのお皿ですが、程よい深さもあって何かと使い勝手がいいです。
小さいだけで可愛いい4寸の小皿はお漬物や切り干し大根などの副菜、お茶請けなんかの銘々皿に。
取皿として人気の5寸皿は冷奴などの小さめのおかずや一品料理、小ぶりなケーキも良さそうです。

7寸皿(Φ21.8xH5.5cm/¥3,780/北窯松田共司工房)

7寸皿は太めの筆で伸びやかに描かれた染付が印象的なこちらの3種で今回のはちょっと深めです。
これくらいサイズがあると華やかですね。
2〜3人分の炒めもの煮ものにサラダ、大きなおかず、カレーやパスタにと多用途に活躍します。

8寸皿(Φ25xH5.5cm/¥4,752/北窯松田共司工房)

25cmと大きめ8寸の大皿は存在感たっぷり。
男性ならカレー皿にもなりますが、来客時や4〜5人家族の食卓中央でドーンとお使いください。
贈り物にもオススメです。


お休み前に

先週までの猛暑は一息つきましたが暑い日々が続いています。
ご迷惑おかけしましたがお陰さまでエアコン新調、パソコン新調、車検と先週一気に片付きました。
暑さと不調続きに気が滅入りそうだったのがスッキリしたものの臨時の出費続きでヒヤヒヤ。

そこで臨時収入を得ようと資産!?を売却してきました!

自宅には自分に割り当てられたCD収納棚があり、収まらなくなると側にどんどん積まれていきます。
そうなるとこれまでは収まらない分を断捨離して売っていました。
しかし昨今はCDで買っても音源はすぐデジタル化し、視聴もそちらからってスタイルなので現物がなくても実際には困ることはありません。
そろそろと考えていたところだったので思い切って全部。

とはいえ古いものには当時の思い出や感情もあり、それを忘却してしまうようで少し感傷的に。
押入れにしまいこんでいたキン消しやビックリマンからビー玉や牛乳キャップなどなど子どものときに集めた数々のガラクタを、大学進学で実家を出る前にまとめて捨てたときもこんな感じだったなぁなんて思い出しつつ…。

しかし査定が車検の公的費用分くらいになり、そんな気持ちもウヒョー♪って吹っ飛びましたとさ。

 
お知らせの通り明日13日(木)〜16日(日)までお休みをいただきます。
お間違いのご来店ありませんようご注意くださいね。

 
そんな休みに入る直前、青梅の平岩愛子さんから再生ガラスの定番グラスや花入れ、沖縄の北窯松田共司工房からやちむんが届きました。
休み明けどうぞ見にきてください。

追加されそこそこに充実したやちむんの棚