TOKYO CRAFT MAP & MARKET

4月も半ばに差し掛かりすっかり桜も散ってしまいましたね。
少し久しぶりの更新となりますが新年度いかがお過ごしでしょうか。

新しい保育園に通いだした息子も当初は少し緊張気味でしたが、新しいお友達と走り回っているようで表情もイキイキしたような。
1歳から保育園に通ってる子なので、この3ヶ月運動不足だったんだと思います。

一緒に店番していた息子がいなくなり少し店内寂しくも漸く落ち着いて営業できそうです。
とはいえ実は今週末に初めてのイベント出店があったりします。

 
既にお手持ちの方もいるかと思いますが、昨年に続き“TOKYO CRAFT MAP”が発行されました。
クラフト・工芸好きのための東京ショップ&イベントガイドでフリーペーパーです。
今年は38店の掲載で、当店は中央線エリアから目黒・世田谷エリアに移動しています。

今回A5サイズ全22ページの冊子型に変わり、見やすさも携帯性もUP!
持ち歩いてのショップ巡りがしやすくなりました。
店内DMコーナーに置いてありますので是非お持ち帰り、散歩のお供にしてくださいね。

そして2016年版発行に伴い4月16日17日にコチラ↑の“TOKYO CRAFT MARKET”が開催されます。
場所は青山の国連大学前広場、毎週末行われている“Farmer’s Market @ UNU”の一角。
当店は2日目の17日(日)に出店することになりました。

クラフトマップ掲載の他店さんや関係ある作り手さんと出店しています。
再生ガラスの平岩愛子さんも出店されるので当店の定番品以外にも沢山見れますよ。
自分は初イベント出店のため不慣れであたふたしてそうですが冷やかしにきてくださいね。

 

紹介できていなかった新入荷の器も合わせてご紹介。
春らしい粉引ですよ。

粉引菊輪花7.5寸皿(Φ22.5xH4.5cm/4,536yen/志村和晃)

温かみあるクリーム色に輪花の縁と見込に入った鎬が愛らしい器が届いています。
志村さんには最近は染付の仕事をお願いすることが多く3年ぶりくらいの久々の入荷。
甘い印象ですが案外シンプルですし、僅かに浮いた鉄粉や白化粧の濃淡など味わいもあります。

8寸の大皿では仰々しく7寸では窮屈という場面が多く使いやすいサイズです。
大きなおかず等のメイン、スパゲティやカレー、数人分の炒めものと多用途にお使いください。

 
加藤仁志さんからも定番の粉引鎬の器が2種再入荷しています。
艶っとしたアイボリーに手仕事感ある太めの鎬と控えめな鉄粉が何とも優しいです。

粉引鎬リム皿 Φ17cm(Φ17xH2.1cm/3,024yen/加藤仁志)

フラットなリム皿で洋の形と粉引の和な表情が調和し、食の和洋も問いません。
切り身魚のソテー等小さめのおかずに、ケーキ皿や少し大きめの取皿にと活躍してくれます。

粉引鎬広口ポット(W15.7xD10.2xH12.2cm/8,100yen/加藤仁志)

前回大好評だったポットも再入荷。
持ちやすい大きめのハンドル、手入れがしやすい広口に茶漉し網も付属と気が利いています。
容量は標準的な350mlほどと1〜3人くらいで使いやすいサイズでキレもバッチシです。


2色の益子焼

先週末は高校の同級生同士の披露宴に行ってきました。
30代後半、アラフォーの割りに大盛り上がり。
出席者の3分の1が同級生なので同窓会みたいなもんですからね。

自分は〆のラーメン屋で寝落ち。
同じ方面の友人何人かと深夜タクシーで帰ってきたっぽいです…。
最近は旧友とガッツリ飲むと最後までもたないことがあるんですよね。
寝不足もありますが歳とともに酒にも弱くなってきました。

何はともあれめでたいめでたい♪

 

益子の大塚雅淑さんより器が届いています。
飴釉と益子青磁が藁灰釉と掛け分けられたものの他、今回は飴釉単色のものがちょっと新鮮。
伝統釉による益子焼ですが、現代の食卓に合った形やサイズ感で古臭さは感じられません。

耳付鉢 小(W16.3xD14.3xH3.7cm/1,512yen)、大(W21.5xD19xH4cm/2,916yen) 全て大塚雅淑

耳の付いた楕円鉢が青磁掛分と飴釉でそれぞれ2サイズ届きました。
爽やかさ優しさの感じられる青磁掛分は混ざり溶けた白線が波打ち際のようにも見えます。
深い色合いと艶が綺麗な飴釉は濃淡も出ていてシンプルながら味わいあります。

小は小鉢・取鉢のような使い方はもちろん、小さなお子さん用にもオススメです。
耳があるので手を添えやすく、4〜5歳くらいまでならカレーにも良さそうなサイズです。
大はトマト煮込みやシチューほか、深皿ってくらいの感じなので通常のおかずに。
丸い器ばかりの食卓でアクセントにもなりますね。

同耳付鉢(小)ブロッコリーにチーズを乗せてオーブンに

磁器ではなく直火可能な耐熱皿でもありませんが、家庭用オーブンやトースターならまず大丈夫ですのでこんな使い方もでき、我が家では小を息子用のグラタン皿にしちゃいます。
250度そこらでは釉薬は溶け出しませんし中で爆発とかの心配はないです。
(ただ保証はできませんし急激な温度変化や濡れ布巾で取り出すのはNGです)

掛分スープカップ(W15.5xD13xH6.8cm/2,592yen/大塚雅淑)

何度目かの入荷となるたっぷりサイズのスープカップも届いています。
流れて溶け混じった部分には個体差もあり見どころです。
300ml入るので具沢山のスープや具の大きなポトフなんかにも対応。
スープ以外にもカフェオレ、サラダやデザート、シリアルなんかにもいいですね。

掛分切立小鉢(Φ12.4xH5cm/1,296yen/大塚雅淑)

前回青磁のみで好評だった小鉢が今回は2色揃って入荷しました。
平らな見込みに縁がシュッと立ち上がった形が和洋問わず使いやすい小鉢です。
1人分の煮物や汁気のある煮浸しなどのお惣菜、ヨーグルトなんかにもいいですね。

掛分長皿(W22xD11.5xH2.3cm/1,512yen/大塚雅淑)

大塚さんに毎回お願いする定番の長皿も再入荷。飴釉は久しぶりです。
切り身魚や出汁巻き、串物サイズで、生ハムとチーズとか盛り合わせるのもオススメ。
エイヒレにマヨネーズ添えてとか居酒屋メニューもばっちりハマります。


白い器が春っぽいです

2次選考に回っていた息子の保育園、なんとか4月から入れることになりました!
お騒がせしご心配おかけしました。

“日本生きろ”

 
しかし待機児童問題が某ブログの反響から連日話題になってましたね。
3ヶ月待たされましたがウチのは5歳児ですし年度初めからならまだ入りやすかったと思います。
1歳児2歳児のお子さんだと地域によってはホント激戦。

都市部では多くの家庭が核家族ですし今後どうなるんですかねぇ。
待機児童をなくすのか共働きしなくていいだけの給与水準にするのか補助金を増やすのか。
全部取り組んではいるんでしょうが、もっとしなきゃ少子化が進む一方な気が。。。

 

さてさて増田勉さんからの新着分。
今回は春らしく白い器がたくさん届きました。
色合いや艶が優しく清潔感ありますが、甘いというよりは古陶の雰囲気ある渋い器です。

粉引三島 丸湯のみ(Φ8.2xH8cm/2,376yen)、めし碗(Φ12xH6.4cm/2,808yen) ともに増田勉

落ち着いた艶のあるアイボリーの粉引にシンプルな矢羽根模様が控えめに浮き出た彫三島。
増田さんの印花の三島や灰釉の彫三島同様、こちらも柄の出具合や味わいがイイ塩梅です。

コロンと手に包み込みたくなる丸湯のみは8分目容量150mlほど。
普段使いだけでなく来客時にも様になり、ほうじ茶なんかが合いそうですね。
めし碗は細めの高台に割りと薄作りなので見た目がスッキリ綺麗で手取りも軽いです。
サイズはやや小ぶりなので女性や少食の男性向きです。

粉引三島鉢5寸(Φ15xH5.8cm/3,240yen/増田勉)

同じく粉引三島で使い勝手が良さそうな中鉢も。
汁気のある煮物1人分、家族の漬物盛り合わせ、冬はお鍋の取鉢にと活躍してくれそうです。
肉豆腐やスジ煮込みのようなお酒のアテっぽい1品が似合います。

貫入染石皿4寸(Φ12.2xH3.8cm/2,160yen/増田勉)

お次は貫入に色が入れられ最初から使い込まれた器のように雰囲気のある器。
ただ色合いとツルッとした艶はカワイイ感じで、古めかしいっていう感じでもないんですよね。
作り手により様々ですが、増田さんのものは焼成後に烏龍茶で煮ることにより染められています。

骨董にある大きな石皿をモチーフにギュッとスケールダウンした小皿。
少し深くして小鉢っぽくも使えるようになっています。
いつものお浸し等の1品からタレ入れなんかにも良さそうです。

貫入染皿5.5寸(Φ16.8xH3.2cm/2,808yen/増田勉)

細めのリムが緩く付けられ、和洋問わず使いたい中皿。
通常のおかずは勿論、中央は割りとフラットなのでケーキもOK、少し大きめの取皿にも◎
今回届いた貫入染の3種のうちコチラは少し濃い目に染まっていて使い込まれてる感ありますね。

貫入染皿7.5寸(Φ22.2xH4cm/4,860yen/増田勉)

同じく薄っすらリム付きのお皿は7.5寸のサイズも届いています。
食卓中央で家族のおかずに、銘々では肉料理など大きなおかずにお使いください。
7寸だと少し窮屈、8寸だと大皿って感じなカレーやパスタなんかにもオススメのサイズです。