お休み前に

先週までの猛暑は一息つきましたが暑い日々が続いています。
ご迷惑おかけしましたがお陰さまでエアコン新調、パソコン新調、車検と先週一気に片付きました。
暑さと不調続きに気が滅入りそうだったのがスッキリしたものの臨時の出費続きでヒヤヒヤ。

そこで臨時収入を得ようと資産!?を売却してきました!

自宅には自分に割り当てられたCD収納棚があり、収まらなくなると側にどんどん積まれていきます。
そうなるとこれまでは収まらない分を断捨離して売っていました。
しかし昨今はCDで買っても音源はすぐデジタル化し、視聴もそちらからってスタイルなので現物がなくても実際には困ることはありません。
そろそろと考えていたところだったので思い切って全部。

とはいえ古いものには当時の思い出や感情もあり、それを忘却してしまうようで少し感傷的に。
押入れにしまいこんでいたキン消しやビックリマンからビー玉や牛乳キャップなどなど子どものときに集めた数々のガラクタを、大学進学で実家を出る前にまとめて捨てたときもこんな感じだったなぁなんて思い出しつつ…。

しかし査定が車検の公的費用分くらいになり、そんな気持ちもウヒョー♪って吹っ飛びましたとさ。

 
お知らせの通り明日13日(木)〜16日(日)までお休みをいただきます。
お間違いのご来店ありませんようご注意くださいね。

 
そんな休みに入る直前、青梅の平岩愛子さんから再生ガラスの定番グラスや花入れ、沖縄の北窯松田共司工房からやちむんが届きました。
休み明けどうぞ見にきてください。

追加されそこそこに充実したやちむんの棚


8月のお休み&益子青磁

アッチッチアッチー 燃えてるんだろうか♪

って懐かしの歌を口ずさむ余裕もない猛暑です。
そんななか当店の平成元年製業務用エアコン、休み明けの月曜に来るとウンともスンとも動かず完全に壊れてしまいました。

混み合う季節なのでメーカーの出張点検修理も即日とはいかず翌火曜日に。
そしてその結果は基板の故障で交換部品等も既になく修理不能とのこと。
急いで不動産&大家さんに連絡し、新調の手配後今日が工事だったのですが…設置できず。
古い大型室外機の搬出がうまくいかず、方法を変え人員増やしてまた来週となってしまいました。

店内は扇風機3台態勢ながら西陽の影響で14時くらいから低温サウナ状態。
お客様にはホント申し訳なく、気休めにでもと冷たいお茶をお出ししていますが、逆に「顔赤いですけど大丈夫ですか?」なんて熱中症を心配される始末です。
おまけにこのノートパソコンも油断すると高温で突然ダウンしてしまったり…。
エアコン設置完了まで店内暑く大変ご迷惑おかけします。

 
さて7月も今日が最終日。
毎度ギリギリで申し訳ありませんが8月のお休みをお知らせします。

 
■8月のお休み■

2日(日) 9日(日) 13日(木)〜16日(日) 23日(日) 30日(日)

 
勝手ながら13,14,15日は夏季休業とさせていただきますので宜しくお願いいたします。
その他は定休日の日曜のみとなっています。

 

さてさて、大塚雅淑さんから届いている益子焼を改めて個別にご紹介。

若くして伝統工芸士として益子焼の伝統を継承し今を伝える大塚雅淑さん。
今回は益子青磁と藁灰釉が掛け分けられたものが入荷しています。

青磁掛分 煎茶碗(Φ9.8xH6.8cm/¥1,296)、ポット(W16.2xD9.5xH11.8cm/¥4,320)
ともに大塚雅淑

湯のみと急須のセットでもお使いいただける煎茶碗とポットが届いています。
派手さはなくも素朴で優しい益子の青磁にクリーム色の藁灰釉が溶けて流れた部分が見どころ。
伝統的な益子焼ながら現代的なフォルムなので日常にスッと溶けこんでくれそうです。

カップといった趣きの煎茶碗は8分目容量150ml。
お茶以外にも珈琲に、アイスクリームやちょっとした小鉢にもと多用途に使えそうです。
定番のポットは容量350mlほどの湯のみ2〜3人分で、一人暮らしの方も使いやすいサイズ。

青磁掛分切立小鉢(Φ12.4xH5cm/¥1,296/大塚雅淑)

平らな見込みに縁がシュッと立ち上がった小鉢が新登場。
汁気のある煮浸しなどのお惣菜、ところてんやヨーグルトなんかもいいですね。
サイズやスプーンでのすくいやすさから小さなお子様の器にも◎

 
形とサイズの異なる角皿が3種届きました。
それぞれ海と砂浜、交わった部分が波打ち際のようにも見えたりします。

青磁掛分長角皿(W26xD16.5xH2.3cm/¥2,916/大塚雅淑)

青磁掛分 長皿(W22xD11.5xH2.3cm/¥1,512)、四角皿(14.7×14.7xH2cm/¥1,512)
ともに大塚雅淑

1番大きな長角皿は大きめの干物や斜めに秋刀魚も乗るサイズ。
丸い7寸皿くらいの使い勝手なので、食卓中央で家族の炒めものなんかにもオススメ。
一方長皿は切り身魚や玉子焼き、串物サイズ。
おにぎりやトマトを並べるだけでもよく、えのきベーコン的な居酒屋メニューも似合います。
正方形の四角皿は少し深さのある形で5寸皿より少し余裕のある使い勝手。
1人分のお造りや小さめのおかずの他、ケーキ皿や取皿にもお使いください。

角皿はお魚料理をイメージしがちですが、丸い器ばかりの単調な食卓でアクセントになります。
普段のおかずも四角いお皿に盛るだけで印象が変わりますよ。

四角皿にサーモンのマリネ


粉引・深緑・インディゴ

連日猛暑日真夏日の東京。
梅雨明けと同時に急にやってきた暑さで身体がヤられ気味です。
そこに昨日は開店準備をしていると急にエアコンが止まってしまうハプニング。
リモコンを見るとエラーコードが表示されていて運転ボタンが効きません。

店の業務用エアコンは25年くらい前のものと思われるご老体。
連日の猛暑にフル稼働させられヤられてしまったのかもしれません。
ネットで調べるもわからず、メーカーに問い合わせると整備士を呼ばなければならないとのこと。
そして訪問修理は最短で2日後…。

いやいや2日もエアコンなしはありえません。
ドライや試運転とかモードを変えてみたり、室外機を見てみたりと試行錯誤するも変化なし。
仕方ないので扇風機のみで、来るお客さん来るお客さんに暑くてスミマセンと釈明していました。

3時間くらいして「そろそろ機嫌直ったんじゃないの?」とスイッチ入れると…ブウォーンっ!
その後はずっと止まることもなく元気に!?稼働しています。
問い合わせセンターからも暫く様子見となり、このまま夏を越してくれるといいのですが。

 

さてさて先日並んだ様子だけお知らせした新着の器、今回は益子の中村恵子さんのものを改めて。

白化粧のムラや焼き色に雰囲気あるクリーム色の粉引、所々黒や黄色掛かった味わいあるオリーブグリーンの深緑釉、水色青黒が細かく混ざったように表情ある瑠璃色のインディゴ釉。
どれも無地でシンプルな形の器ながらのっぺりした感じはなく、渋さと可愛さが同居しています。
また和洋を問わず使えるものとなっており、日々食卓で活躍してくれそうです。

インディゴ角皿 小(W25.2xD14xH2.6cm/¥2,808)、大(W30.5xD16.3xH3.3cm/¥3,780)
ともに中村恵子

昨秋あたりから取り組んでおられる新作のインディゴ釉による長皿が2サイズ届きました。
リムと深さがある形がちょっとオーブンウェアっぽくもあり、和食器のそれとは趣が違いますね。
その名の通りデニムのような色合いで料理の色が映えそうです。

小サイズは6寸〜7寸のお皿くらいの使い勝手でそこそこ大きめのサイズです。
焼き魚も小ぶりなサバくらいなら問題なく、カルパッチョやじゃがバター的な居酒屋メニューも◎
30cm超の大サイズは8寸皿くらいのサイズ感で存在感あります。
アクアパッツァのような大皿料理や唐揚げをドーンと、バゲットを切って並べてもいい感じです。

粉引・深緑 ポット(W16xD10xH12cm/¥4,860/中村恵子)

定番人気のポットは先着の粉引につづき深緑釉が再入荷しました。
個性的なデザインですが持ちやすいハンドルとキレのいい注ぎ口、内側には茶こし網が付属。
容量350mlほどで湯のみ2〜3杯分、一人暮らしの方にも使いやすいサイズです。

粉引 カフェオレボウル(Φ11.5xH7.7cm/¥1,620)、
粉引・深緑 丸くみだし(Φ8.5xH5.5cm/粉引¥1,296 深緑¥1,404) すべて中村恵子

緩やかなカーブを描きながらシュッと立ち上がったモダンなカフェオレボウル。
洗練された形に渋く味わいある粉引が調和してカッコイイです。
スープやサラダ、小鉢としてのご使用の他、ご飯茶碗にもちょうどのサイズでカフェっぽいです。

コロンとした形状が可愛い丸くみだし(旧名丸湯のみ)が久しぶりに届きました。
100mlほどの小ぶりなサイズがちょっとした来客時に重宝しそうです。
切り干し大根やヒジキ煮などお惣菜の小鉢にしたり、ヨーグルトなんかを入れたりもいいですね。

 
中村さんのプレートも2年ぶり位に久々入荷し、小は粉引と深緑釉、大は粉引のみ届いています。

粉引・深緑 プレート小(Φ18.8xH2.5cm/¥1,944/中村恵子)

粉引プレート大(Φ25.3xH3cm/¥3,024/中村恵子)

小サイズはハンバーグにお野菜添えてみたいなサイズ感でパン皿やケーキ皿にもぴったり。
ほぼフラットな形状なのでお魚料理やケーキも綺麗に盛り付けられます。
大サイズはパーティーシーンでも活躍してくれそうな25cmオーバーの大皿です。
とんかつなどメインの大きなおかずやパスタ、家族の炒めものや前菜盛り合わせなんかにどうぞ。

リムがあることで自然と余白もでき、バランスよく盛りつけがしやすいです。
洋食器の真っ白な磁器のものとはひと味違うリムプレートです。