加藤仁志展のご案内
長かった猛暑の夏もすっかり過去のものとなり、特に朝晩は肌寒く感じるようになってきました。
お出かけがしやすくなったのでうつわ屋めぐりでお越しのお客さまも増えています。
うつわをゆっくりご覧いただきやすいイイ季節。
ただせっかくなのに台風や秋雨前線の影響で雨も多いんですよね。
今年は異常気象だわ天災続きだわでほんと嫌んなっちゃいます。
お店的にも雨は嫌ですが昨年からちょこちょこやってるファミリーキャンプもキャンセル続きです。
明朝の娘ちゃんの初運動会だけはどうかお天気にしてあげてー!
さてさて、結局ブログの更新滞っていますが作品展のご案内です。
サイトトップにDM掲載中の加藤仁志さんの個展がいよいよ来週末に迫ってまいりました。
【加藤仁志展】
10/13(土)〜10/20(土)の8日間(会期中は無休)
初日13日(土)&14日(日)に加藤仁志さん在店
※展示準備のため勝手ながら10月11日(木)12日(金)は臨時休業いたします
1年半ぶり2回目の開催となる岐阜県土岐市の加藤仁志さんの個展。
粉引や白磁に加え近年は瑠璃釉のうつわを定番の仕事として作陶されています。
前回はそれらが中心の展示でした。
今回は最近取り組んでおられる目新しい仕事もたくさんご覧いただきます。
土味効いた薄水粉引、三島手、刷毛目など目を引きますし、個展ならではの薪窯白磁も楽しみ。
DM撮影用に先に色々送ってもらいましたので、それらちょっとフライングでお見せしますね。
(実際に個展時に並びます)
艷やかで透明感あるアイボリーが何とも優しい粉引
丁寧に入れられた柔らかな鎬(しのぎ)が人気です
深く吸い込まれそうで凛とした佇まいの瑠璃釉
青みを帯びて釉の流れや鉄粉も表情ある薄水粉引
柄の透け具合や色合いも絶妙な手の込んだ印花の三島
力強くも落ち着いて品のイイ彫りの三島と刷毛目
加藤さんのうつわは端正でウットリする美しさがありつつも、気取った感じがなく作りもしっかり。
シンプルでベーシックなうつわに丁寧な手仕事の温もりが優しいんです。
自身で手掘りした原土も用いて土作りからされ、荒々しさはなくも土物らしい味わいがあります。
そして作られるうつわの多くが食の和洋を問わないのも特徴です。
日々の食卓を彩るうつわを是非見にいらしてくださいね。
開催まで1週間ほど、どうぞ楽しみにお待ち下さい。

今回の作品展に並んだ加藤仁志さんのうつわの一部は引き続き常設でもご覧いただけます。
薪白磁面取ぐい呑み(Φ5.3xH6.5cm/2,808yen)、
薪白磁鎬ぐい呑み(Φ7.5xH4.5cm/2,808yen)、薪白磁鎬とっくり(Φ7.5xH12.2cm/5,400yen)、
黒釉グラタン皿 小(Φ14.8xH4.4cm/3,456yen)、大(Φ21.7xH4.7cm/5,400yen)
黒釉土鍋 小(W22.5xD19xH12.5cm/8,100yen)
黒釉ごはん鍋 2合(W24xD19xH17.5cm/12,960yen)、3合(W26xD21.2xH20cm/18,360yen)
真冬並の寒さ&雨予報ですが…最終日に加藤さんのうつわに触れに来てくださいね。