白い器が春っぽいです

2次選考に回っていた息子の保育園、なんとか4月から入れることになりました!
お騒がせしご心配おかけしました。

“日本生きろ”

 
しかし待機児童問題が某ブログの反響から連日話題になってましたね。
3ヶ月待たされましたがウチのは5歳児ですし年度初めからならまだ入りやすかったと思います。
1歳児2歳児のお子さんだと地域によってはホント激戦。

都市部では多くの家庭が核家族ですし今後どうなるんですかねぇ。
待機児童をなくすのか共働きしなくていいだけの給与水準にするのか補助金を増やすのか。
全部取り組んではいるんでしょうが、もっとしなきゃ少子化が進む一方な気が。。。

 

さてさて増田勉さんからの新着分。
今回は春らしく白い器がたくさん届きました。
色合いや艶が優しく清潔感ありますが、甘いというよりは古陶の雰囲気ある渋い器です。

粉引三島 丸湯のみ(Φ8.2xH8cm/2,376yen)、めし碗(Φ12xH6.4cm/2,808yen) ともに増田勉

落ち着いた艶のあるアイボリーの粉引にシンプルな矢羽根模様が控えめに浮き出た彫三島。
増田さんの印花の三島や灰釉の彫三島同様、こちらも柄の出具合や味わいがイイ塩梅です。

コロンと手に包み込みたくなる丸湯のみは8分目容量150mlほど。
普段使いだけでなく来客時にも様になり、ほうじ茶なんかが合いそうですね。
めし碗は細めの高台に割りと薄作りなので見た目がスッキリ綺麗で手取りも軽いです。
サイズはやや小ぶりなので女性や少食の男性向きです。

粉引三島鉢5寸(Φ15xH5.8cm/3,240yen/増田勉)

同じく粉引三島で使い勝手が良さそうな中鉢も。
汁気のある煮物1人分、家族の漬物盛り合わせ、冬はお鍋の取鉢にと活躍してくれそうです。
肉豆腐やスジ煮込みのようなお酒のアテっぽい1品が似合います。

貫入染石皿4寸(Φ12.2xH3.8cm/2,160yen/増田勉)

お次は貫入に色が入れられ最初から使い込まれた器のように雰囲気のある器。
ただ色合いとツルッとした艶はカワイイ感じで、古めかしいっていう感じでもないんですよね。
作り手により様々ですが、増田さんのものは焼成後に烏龍茶で煮ることにより染められています。

骨董にある大きな石皿をモチーフにギュッとスケールダウンした小皿。
少し深くして小鉢っぽくも使えるようになっています。
いつものお浸し等の1品からタレ入れなんかにも良さそうです。

貫入染皿5.5寸(Φ16.8xH3.2cm/2,808yen/増田勉)

細めのリムが緩く付けられ、和洋問わず使いたい中皿。
通常のおかずは勿論、中央は割りとフラットなのでケーキもOK、少し大きめの取皿にも◎
今回届いた貫入染の3種のうちコチラは少し濃い目に染まっていて使い込まれてる感ありますね。

貫入染皿7.5寸(Φ22.2xH4cm/4,860yen/増田勉)

同じく薄っすらリム付きのお皿は7.5寸のサイズも届いています。
食卓中央で家族のおかずに、銘々では肉料理など大きなおかずにお使いください。
7寸だと少し窮屈、8寸だと大皿って感じなカレーやパスタなんかにもオススメのサイズです。


渋いです

遅くなりましたが、先週は臨時のお休みをいただきありがとうございました。
そしてご迷惑おかけしまし申し訳ありませんでした。
おかげさまで息子も快復(軽い肺炎でした…)、火曜日より登園しています。

お遊戯会には出れませんでしが、まだ卒園までに3回もあるのでいいでしょう。
それよりは保育園に5日連続行かず、その間どちらかの親が付きっきりかつ優しかったから!?
今週は朝になると「保育園キライ!行かない!」とダダっ子になっています。

確かに自分も小さい頃はたまに熱を出して休むのは少し嬉しかったかも。
親は優しいし、教育テレビ見まくったり、バナナ等フルーツやヨーグルトとかいっぱい食べたり。
そんなときに10歳で大相撲見てハマってました。
小学校高学年にもなると友達と遊べないのがつまんないってなるんですけどね。
それ故に中学は皆勤賞だったり♪

 

さてさて、ブログの更新ができない間に増田勉さんと稲村真耶さんから器が届いています。
師走らしくバタバタしていますが、まずは写真の撮れた増田勉さんのものをご紹介。

灰粉引めし碗(Φ12.5xH6.2cm/¥2,730/増田勉)

こちらの灰粉引のメシ碗、写真では解りにくいですがほんのりオレンジ!?ピンク!?っぽいんです。
マットでサラッとしており、控えめに浮き出た鉄粉もイイ感じ。
その質感とやや高さのある綺麗な形とで品のある佇まいです。

灰粉引4寸石皿(Φ12.6xH3.8cm/2,100/増田勉)

こちらの灰粉引はもう少し力強い焼きあがりで、見込みに溜まった釉も雰囲気ありますね。
骨董にあるような石皿をギュッと小さくし、やや深さを持たせた小皿になっています。
小鉢のようにも使えますし、お浸しやお漬物をちょっと高さを出して盛るとカッコイイと思います。

彫三島8寸鉢(Φ24xH6.7cm/¥7,350/増田勉)

増田さんの三島手は印花の白色のものを過去にご紹介していますが、こちらも渋くてイイんです。
手掘りによって入れられた矢羽根模様に化粧が埋められ、モスグリーンっぽい灰釉がかかっています。
見込みや裏側には釉薬が流れてガラス状になっています。

8寸の深皿のような浅鉢なので大皿料理も様になりますし、手羽大根でもドーンと盛りたいですね。
お正月の煮しめなんかも人参や絹サヤの色も映えていいんじゃないでしょうか。
結婚や引越しのお祝いにも◎

 
Xmasだけでなく忘年会や退職などのギフトラッピングのお客様が多くなってきました。

お時間は少しいただきますが、このような感じでよろしければ無料ですので申し付け下さい。
年々上手に…なってない。。。


台風と三島と粉引

季節外れにまたまた台風が来ていますね…まったくもう。
それも27号と28号が本州東方沖で仲良く落ち合う予定だとか。
藤原の効果とやらで当初の予想より進路は東に寄り、上陸はしなさそうでよかった。
ただ明日の土曜は少なからず影響があるかもしれませんね。

荒天により営業時間の変更等がある際は、当ブログおよびTwitterFacebookでお知らせします。
伊豆大島は元より各地被害のないことを願います。

 

大阪の八田亨さんより器が届きました。
地元堺市周辺の原土も用い、土の持つ力をうまく引き出して器を作られています。
新着のものをご紹介。

三島手7寸鉢(Φ21xHcm/¥4,200/八田亨)

グレーがかった焦げ茶色に白い矢羽根模様が施されたやや浅めの渋い鉢。
線彫りした模様が程よく浮かび上がるよう白化粧を埋め掛けて焼かれた三島手という装飾技法です。

見込みが広く深めのお皿としても使えそうな感じ。
ゴロっとした煮物なんかが似合いますが、敢えてトマトソースのパスタなんかもありだと思います。

粉引マグカップ小(W11.3xD8xH8.2cm/¥3,150)、大(W12xD8.8xH9.3cm/¥3,465) ともに八田亨

裾広がりの形に大きなハンドルが特徴的な粉引のマグカップが大小揃いました。
淡い水色に鉄粉が浮き出て雰囲気があり、貫入が徐々に色つき育っていくのも楽しみなマグです。

200mlほどの小は幅広く使える万能サイズ、ビアマグ風な大は300mlほどのたっぷりサイズです。

粉引5寸皿(Φ15xH3.7cm/¥1,995/八田亨)

一方こちらの粉引は青みがなくクリーム色をしています。
土の柔らかさが感じられる質感で、ところどころ黒い鉄粉やピンク色の御本も出て素朴な印象。
イイ意味で普通っぽく何気ない感じがカッコイイです。

フチが少し立ち上がっているので汁気のあるおかずにも対応でき、取皿にもオススメです。

粉引5寸皿にモロッコインゲンと人参の胡麻和え