沖縄の三彩など

遅くなりましたが先週は夏季休業いただきありがとうございました!
今回は大きな渋滞にハマることもなく無事に帰省できました。

12月生まれの息子は誕生日→Xmas→正月とオモチャを買ってもらえる機会が冬のひと月に集中。
じじばばにしっかりおねだりして久々の大物、戦隊モノのロボットを手に入れていましたよ。
また従兄弟のお兄ちゃんたちと公園で走り回って楽しそうでした。

しかしお盆明け今週はいまいちな天気が続いていますね。台風も心配です。
暑さもほどほどとなり夏の終りを感じさせますが、セミはまだまだ大合唱中。
国立ではアブラゼミとミンミンゼミ中心なのに名古屋はやたらクマゼミがうるさかったです。

 

さて、休み前にお知らせしていた読谷山焼北窯のやちむん新着分をご紹介。
今回は松田共司工房からのみの入荷数も60点ちょっとと少なめです。

そのなかで多く入荷し目立つのが“三彩柄”。
3色の釉薬で焼かれた陶器を三彩と言いますが、沖縄では地の白化粧の白に緑と飴による染付が伝統的な三彩で、特に伝統柄である不規則な水玉のような点打模様は三彩点打と呼ばれています。

三彩湯のみ(Φ8xH8.5cm/¥1,296/北窯松田共司工房)

コロンとした丸みが可愛く口縁のカーブは口当たりも優しい沖縄の湯のみは今回こちらの2種。
三彩が点打ちと指掻きという伝統柄で表現されています。
普段使いしやすいサイズで8分目容量150mlほど。

4寸マカイ(Φ12.4xH6cm/¥1,296)、4.5寸マカイ(Φ13.7xH6.6cm/¥1,512) 全て北窯松田共司工房

やちむんの中でも人気のあるご飯茶碗サイズのマカイ。
標準的なご飯茶碗サイズの4寸、男性ほか卵かけご飯やお茶漬けにも適した4.5寸となっています。
大らかなご飯茶碗でご飯が進みそうです。

4寸皿(Φ12.5xH3cm/¥1,296)、5寸皿(Φ15.7xH3.8cm/¥1,620) 全て北窯松田共司工房

食卓に取り入れやすい小さめのお皿ですが、程よい深さもあって何かと使い勝手がいいです。
小さいだけで可愛いい4寸の小皿はお漬物や切り干し大根などの副菜、お茶請けなんかの銘々皿に。
取皿として人気の5寸皿は冷奴などの小さめのおかずや一品料理、小ぶりなケーキも良さそうです。

7寸皿(Φ21.8xH5.5cm/¥3,780/北窯松田共司工房)

7寸皿は太めの筆で伸びやかに描かれた染付が印象的なこちらの3種で今回のはちょっと深めです。
これくらいサイズがあると華やかですね。
2〜3人分の炒めもの煮ものにサラダ、大きなおかず、カレーやパスタにと多用途に活躍します。

8寸皿(Φ25xH5.5cm/¥4,752/北窯松田共司工房)

25cmと大きめ8寸の大皿は存在感たっぷり。
男性ならカレー皿にもなりますが、来客時や4〜5人家族の食卓中央でドーンとお使いください。
贈り物にもオススメです。


やちむん入荷2

ちょっとまってちょっとまってお兄さん!
いきなり撮影ってなんですのん

(↑本物をめっきり聞かなくなりましたが息子はまだ楽しそうに歌っています♪)

先日店内で“カシャっ!カシャっ!”と音がしたので見るとお客様が携帯で撮影していました。
悩んでいて家人と相談とか帰って検討したいとかSNSやブログにアップしたいとかわかります。
ひとこと言ってもらえれば全然構わないのですがいきなりはちょっと…。

携帯電話にカメラ機能が付いて久しいです。
メールやSNSで写真を共有したりメモ代わりにしたり本当に便利ですね。

ただそれどうなの!?って使い方をされているのもしばし見かけます。
観光地や人混みで通行人が写り込んでしまうのは仕方ないとは思いますが、Twitterなんかだと勝手に他人を撮影して馬鹿にしたようなコメント付けて晒す!?って行為をしていたり。
モラルとかマナーとか気にしないとトラブルの元。
自分も気をつけなければ。

 

さて、前回のお皿関係に続いて新着やちむんのその他を抜粋してご紹介。
(サイズは平均的なおおよそのものです)

楊枝壺(Φ5.5xH5.5cm/¥648)、4寸蓋物(Φ12.5xH11cm/¥4,320)、筒(Φ8.5xH12.5cm/¥2,700〜)、灰皿(Φ12xH5.5cm/¥2,430) 全て読谷山焼北窯・横田屋窯

食卓を明るくしてくれそうなやちむんの雑貨も色々届いています。
ミニチュアの壺のような楊枝壺は小さなお花入れに、蓋物は常備菜や砂糖等の他キャンディやコットンパフなんかにと用途も色々です。
筒は箸などカトラリーや鉛筆などステーショナリーに、灰皿は…灰皿に♪

湯のみ・カップ各種(¥1,296〜/読谷山焼北窯・横田屋窯)

コロンとした丸みと口当たりいい縁のカーブが特徴的な湯のみは容量150mlほど。
右手前のカップの小はお子さん用にも良さそうです。
こうやって並ぶだけでほんわかした気分にさせてくれますね。

5寸鉢(Φ15.5xH5.5cm/¥1,836/横田屋窯)

横田屋窯から届いた5寸鉢は形は沖縄特有のものではないですがどう見てもやちむん。
見込みが広く程よい深さで使い勝手が良さそうです。
1人分の肉豆腐やサラダ等の副菜に、また手取りもそこそこ軽いので取鉢にもオススメ。

 
最後にマカイ(茶碗型の碗)の新着分をどどっと。

マカイ各種 3.5寸(Φ10.7xH5.5cm/¥1,188)、4寸(Φ12.2xH6cm/¥1,296〜)、4.5寸(Φ15.4xH8.2cm/¥1,512) 全て読谷山焼北窯・横田屋窯

左の3.5寸は小食の女性やお子さん用のご飯茶碗の他、小鉢にお買い求めの方も多いです。
中央2列の4寸は通常のご飯茶碗サイズ。
右の4.5寸はガッツリ大食い男子は勿論、卵かけや納豆ごはん、お茶漬け用にもどうぞ。

マカイ各種 5寸(Φ15.4xH8.2cm/¥1,728)、6寸(Φ19×9.5cm/¥2,430) 全て読谷山焼北窯

左2列の5寸は親子丼などの丼ものサイズですが、具沢山な豚汁等の汁物や煮込み料理にも活躍。
そばマカイと呼ばれる右の6寸は麺鉢の他、サラダや根菜の煮ものを盛ってもカッコイイです。

 
(撮影後完売してしまったものも一部写っていますがご了承下さい)


やちむん入荷1

よくお母さんのお腹の中にいたときのことを覚えている子どもがいるって聞くじゃないですか?
恐らく記憶でなくイメージで話しているんだろうなと僕は思っていたんです。

ところがビックリ!
今週嫁はんが息子と寝る際に、暗い部屋で静かに質問したら思い出しながら答えたようです。

お腹のなかでプカプカしててもっと遊んでいたかったけど、最後暑くて苦しくって出てきたとか。
出てきたらお医者さんの格好の人が5人くらいいて、父ちゃんもすぐいて嬉しかったとか。
(咄嗟に暗闇で動画撮ってくれていたので自分も実際に聞けました!)

4歳半になり説明も上手で理解でき、色々ともっともらしいです。
いやいや、変な感じだけどきっとそういうことなんでしょう。
感動。

 

さてさて、沖縄の焼物“やちむん”。
読谷山焼北窯と新たに横田屋窯から合わせてドーンと180点ほど届きました!
店内の一角はプチやちむん市となっています♪

初めての入荷となる手前平台に並ぶ横田屋窯のやちむん。

知花實さんがご家族等の少人数で運営されている横田屋窯。
北窯と同じくやちむんの里内に登り窯を構え、伝統的製法にてやちむんの歴史を紡いでいます。
知花さんは北窯の親方と修行時代に兄弟弟子だったこともあり作風も近いのですが、割りと薄作りであるのと柔らかな白化粧に細めの筆で描き込まれた華やかな染付が多いのが特徴です。

詳しくは民藝関連の本やショップのサイト等にお任せして個人的なことでいうと…3年前におじゃました際にはグズグズの息子を元保育士でもある奥様が抱っこしてあやしてくれたのが思い出です。
そのときは自己紹介して見学させてもらい、状況等お聞きしてまた来ますと帰ったのでした。

 
今回は両窯からの新着分をお皿中心にサイズごと。(サイズは平均的なおおよそのものです)

小皿と小鉢(Φ9.5〜13cm/¥972〜/読谷山焼北窯・横田屋窯)

3寸〜4寸の小皿、小鉢、縁付の鉢“ワンブー”などなど。
小さいだけでかわいく、やちむんの大らかさも感じられ食卓を彩ってくれます。
初めての方も取り入れやすいんじゃないでしょうか。

5寸皿各種(Φ15.5xH3.8cm/¥1,620/読谷山焼北窯)

完売していた5寸皿も北窯宮城正享工房と松田共司工房から届いています。
取皿や小さめのおかずに活躍する人気のサイズで、少し深さもあるのでお出汁をいっぱい吸い込んだお惣菜など汁気のあるおかずにも安心です。

6寸皿各種(Φ18.8xH4.5cm/¥2,430〜/読谷山焼北窯・横田屋窯)

6寸皿は1人分の通常のおかずや数人分のちょっとした副菜、大きめの取皿にといった使い勝手。
平皿ではないのですがパン皿に使われる方も多く、中央にケーキもいいかと思います。

7寸皿各種(Φ22xH5cm/¥3,780/読谷山焼北窯・横田屋窯)

多用途に使えて人気があり力強さも感じられる7寸皿はこちらの5種。
数人分の炒めもの、トンカツや干物など大きなおかず、パスタやカレーと活躍してくれます。

8寸皿各種(Φ25xH5.8cm/¥4,536〜/読谷山焼北窯・横田屋窯)

25cm以上と大きめ8寸の大皿は食卓中央でどっしりと存在感たっぷり。
大皿料理は元より、深さもあるのでドーンと煮物やサラダに鉢っぽくも使えます。
贈り物にもオススメで、皿立てなんかに立てて飾っても様になります。