中畑のおじさん…

芸能界からの訃報が続いています。
まだまだ若く、今後も活躍を期待したかった方々たちですし残念です。

個人的に思い入れが強いのは地井さん。
本職の俳優業の他、“ちい散歩”やバラエティ番組でもステキなキャラクターでしたね。
しかしなんといっても“北の国から”での名演の数々が印象的です。
(北の国からはどのシリーズも涙なしでは見られません!)

五郎さんとのやりとりは痛快で、時に熱く筋の通ったところも好きでした。
妻みずえさんの最期における涙にはコチラも号泣してしまいます。

中畑のおじさん(地井さん)、ご冥福をお祈りいたします。

 

さて、大津市の比叡山の麓より稲村真耶さんの器が届きました。
染付白磁を中心に作陶されていますが、瑠璃釉や灰釉なども作られています。
稲村さんの器は暑い季節にもヒンヤリと涼を感じやすいんじゃないでしょうか。

今回当店に初めて瑠璃釉の小鉢が届いたのですが、花弁型に深い群青が凛とした佇まい。
キュウリの酢の物など上品に盛りつけたいですね。

瑠璃釉花型小鉢(Φ9xH4.5cm/¥2,100/稲村真耶)

紅点紋内菊輪花6.5寸皿(Φ19.5xH3.8cm/¥3,675/稲村真耶)

こちらの深さのある輪花6.5寸皿、以前のものから見込みの染付をなくしてよりシンプルに。
肉じゃがなど色目が地味な料理も華やかになりそうです。

 
また氷結貫入釉の4寸浅鉢も再入荷しています。
取り鉢としても小鉢としても使いやすいサイズで人気があります。
青みを帯びた色合いと細かく入った貫入、そして印刻された花がオトメ心を鷲掴み!?

氷結貫入釉印刻花紋4寸浅鉢(Φ13.3xH3.4cm/¥2,625/稲村真耶)

同浅鉢に三色野菜の肉巻き


がんばれ〜

私事ですが昨日より息子が保育園に入園しました。

地域によるようですが待機児童問題は予想以上に深刻です。
近隣の知人同様に当然のように認可保育園に入れず、6月まで入園を遅らせて何とか都の認証へ。
ただでさえ若い人にお金が回りづらい世の中、少子化も仕方がない気がしますね。
ハハハハ(怒)

1歳と6ヶ月の息子はまだまだお友達と上手に遊べず、両親にも甘えたい盛りです。
2日間送っていったのですが、親から離されるとギャン泣きしてました。

「ぎゃー!」
「かぁー、とぉー!」
「まんまっ、だっこー、ぶーぶ、ばすぅ!」

泣きながら好きなものの言葉を連呼しており、その姿を横目に帰るときは胸が痛みます。
徐々に保育時間を長くしていく2週間の慣らし保育で慣れてくれるのかな。

毎朝の通園は父ちゃんが担当なので保育園を好きになってくれるといいのですが、不安なことに自分も年少さんのころ幼稚園バスが来ると道に寝転んでしまい動かなかったとの噂も…。
ムムムム、グズられて「もう一緒に休んで遊ぼうか!」ってならないようにしないと。

 

稲村真耶さんより白磁輪花の7寸皿が届いています。
端正で凛としているのですが、稲村さんの青みがかった白磁はイヤな緊張感はありません。
溝になった部分に溜まった釉薬の感じが涼し気で優しい雰囲気。
メインのおかずに使いたいですね。

白磁輪花7寸皿(Φ21xH3.5cm/¥4,200/稲村真耶)

同皿にカキフライ


雪の閏日

深夜から都内は大雪。
当店のある国立では20cmほど積もり、慣れない雪かきに悪戦苦闘しました。

4年に1度オリンピックイヤーにやってくる閏年、4年後は今日の雪を思い出すでしょう。

そして今日2月29日は誰が言ったかニンニクの日。
言ったもん勝ちなナンチャラの日ですが、4年に1度のこの日を選んだのは潔し!
晩はニンニク料理を食べながらサッカー観戦とします。

 

そんな春が待ち遠しい2月末、こちらも寒そうな比叡山の麓より染付白磁の器が届きました。

京都で修行し独立、現在は山の滋賀県側に工房を構える稲村真耶さん。
磁器の器を作られています。

 
真っ白の磁器は清潔感があるもカチッとしすぎて緊張感を醸し出しがち。
稲村さんの器はやや青みがかった古色風、陶器のように鉄粉や小さな石の跡も僅かにあります。
温かさと柔らかさを出すために、磁器土に陶土を少し混ぜて焼成しているためです。
滲んで流れる呉須による絵付けが、渋さを抑え程良いユルさを出しています。

年始早々に新たに入荷した稲村真耶さんの器、好評につき多くが完売しておりました。
新作の他それらも再入荷しています♪

福字紋丸抜5寸皿(Φ15.5xH2.2cm/¥2,625)、花紋内菊輪花6.5寸皿(Φ19.5xH3.8cm/¥3,675)
ともに稲村真耶

花唐草八角小鉢(W14xD10xH3.6cm/¥2,940)、ウロコ紋八角7寸皿(Φ21.2xH4cm/¥5,250)
ともに稲村真耶