子どもも大好き半熟目玉焼き

今朝自転車で保育園へ向かっているとき、後ろから息子がふくらはぎ辺りをキャハハとキックしてきたので、スネの辺りをペチンとやり返しながら遊んでいました。
すると息子が突然ギャーとヒステリックな声を上げました。

「あれ、痛かった!?ごめんごめん(笑)」

なんて返していたのですが、

「ぉちいあえwも@z!」「うぇお;!ぁくぅつ〜zmfぱう@え!」

2歳7ヶ月でおしゃべりは上手になっていますが、興奮して何言ってるのか全くわかりません。
後ろで悲痛な叫び声ともに背中をバチバチ叩きはじめました。
さすがに様子がおかしいので自転車を止めてどうしたのと聞くと、やっと落ち着いて

「クツない!」
「あれ、ない。落としちゃったの?」
「うん、あっち!」

足をバタバタしてるうちに自転車のどこかに引っかかって脱げちゃったようです。
50mほど引き返し角を曲がったところで転がっていた靴を見つけ、2人で笑いながら無事確保。
自転車でふざけてるとダメだね〜と親子で反省した夏の朝でした。

 

出西窯よりエッグベーカーが届いています。
かなり以前に湯町窯のものをご紹介しましたが、出西さんのものは初めての登場。
鉄砂のダークグレーに呉須のブルーがスタイリッシュです。

鉄砂引エッグベーカー(フタとソーサーなしの本体SIZE:W15.5xD9.8xH5.8cm/¥3,675/出西窯)

エッグベーカーとは目玉焼きを作るためのココットです。
直火にかけることができ、風味の良いふんわりした半熟目玉焼きができます。
ちょっとしたおつまみグラタンやアヒージョ、初期の離乳食作りにも使えたりしますよ。

実はウチの息子も大好きで、朝食時に湯町窯のSサイズに卵1つで作り半分コしていました。
コチラのものの内径はやや大きく深さはかなりあるので、湯町窯のLサイズと同じくらいの容積です。
卵1つにも2つにも対応できるようなサイズと形状にしてあるのだと思います。
そして一緒にウインナーやチーズ、温野菜なんかも入れやすいですね。
早速自宅用に1つ購入し、ここ数日は卵2つで作って仲良く食べています。

 
それでは基本的な卵1つでの使い方を。

卵を割り入れフタをし、弱火で3〜4分火にかける。
(安定しない場合は魚焼きの網などを使い上に置く。油やバターは引かなくてもよいがお好みで。)

中を確認し底や周囲が白くなって黄身や上は生という状態で火を消す。
再びフタをして蒸らしながら余熱で火を通し待つこと4〜5分。

ふんわり半熟目玉焼きのできあがり♪ 付属のソーサーとともに食卓へ。

てな感じで時間だけ見ていれば簡単です。
時間は火加減や卵のサイズ、焼き加減の好みによって変わりますのでベストを探してみてください。
冬場はストーブの上でのんびり作ると美味しいですよ。

そのままでも玉子の本来の美味しさが味わえますが、味付けはお好みでしてくださいね。

また風味やふんわり感は落ちるものの裏技的に電子レンジ調理もできます。
一応500Wなら卵1つで45秒、卵2つで1分20秒ってところ。
やり過ぎると黄身がポンと音を立て破裂しますが、フタが飛び外れはしませんのでご安心ください。
(黄身に爪楊枝などで穴を開けておくといいです)


温泉の町より

寒い日が続いてますね。

男のくせに末端冷え性のため、寒いところで座っているとすぐに足が痺れたり。
よって冬が苦手なのですが、温かな鍋料理や綺麗な星空が楽しめるのは寒い冬だからこそ。
昨夜の皆既月食も寒空の下で満喫!

そして冬は温泉もいいですね。
露天風呂なんて最高ですし、湯上りのビールにお酒はたまりません。
あぁ、考えていたら温泉に行きたくなりました…。

 
ご紹介する器はそんな温泉地にある島根県の湯町窯のもの。

湯町窯は松江の玉造温泉の近くにて、大正11年より地元の土や釉薬による日用食器を作っています。
昭和初期には民藝運動の影響でスリップウェアやエッグベーカー等と洋食器も作るようになりました。
そして現在も民藝の思想が意匠に根付いています。

 
湯町窯を代表する黄色い釉薬である英国でいうガレナ釉。
鮮やかで温かみのある色合いは、どこか懐かしく北欧的な雰囲気も持っています。
湯町窯の象徴的なスリップウェアの花の文様がアクセントとなったシンプルな平皿です。
食の和洋を問わず、通常のおかずや取皿にもケーキ皿にも使えます。

花紋スリップ5寸皿(Φ15.5xH2.5/¥1,890)、花紋スリップ6寸皿(Φ18.3xH2.7/¥2,520)ともに湯町窯

同皿にシフォンケーキ


されど目玉焼き

朝はパン、パンパパン♬

1年くらい前からそんな生活が続いています。
先日ご紹介した“kino workshop”の木のトレーにパン、プラス目玉焼きに野菜ジュースにコーヒー。

学生時代や勤めに出ていた時には朝ゴハンは忙しく抜き、実家にいた10代後半まではゴハンに味噌汁な日本の伝統的朝食スタイルが多かったかもしれません。

 
ところで皆さん、エッグベーカーってご存知ですか?

目玉焼き用の陶器の小さなお鍋!?みたいなやつです。
耐火性がある土で作られており、ガスコンロで直火にかけられます。

たかが目玉焼きと侮るなかれ!
これでつくった半熟目玉焼きは、風味濃厚で味にコクがあり妙に旨いんです。

 
※作り方
1.生卵を中に落とす。(油は引いても引かなくても可)
2.鍋部分をガスコンロの弱火に3~4分かける。(直接乗らない際は魚用などの網を置いた上に)
3.白身の縁と底の方から半分ほど白くなってきたのを確認し、火を止めて再び蓋をする。
4.余熱で4~5分火を通し、ソーサーに載せテーブルに出して蓋を開けたら出来上がり!
5.お好みで塩をパラっと。
(コンロの火力と卵のサイズにより変わるので要注意)
(卵の硬さはお好みで)

我が家では時間短縮したいときに、電子レンジ500Wで50秒という裏技も…。
(電子レンジと卵のサイズにより違いそうなので卵爆発注意)

 
この湯町窯(島根)のエッグベーカーは民藝運動の観点からもとても有名です。
ポッテリとしたフォルム、黄と茶の釉薬の掛分け具合、内側には花紋のスリップウェアとデザイン自体が秀逸です。
でも何よりコレで食べる朝の卵は格別!

サイズSは卵1つでシンプルに、Lは卵2つや一緒に小さくウインナーなどを入れたりも。
ちょっとしたグラタン的オツマミや赤ちゃんに離乳食を作るのにも使えますね。

湯町窯のエッグベーカーS(碗部分のみΦ8xH4.3cm/¥2,790)、L(碗部分のみΦ10xH5cm/¥3,420)